創立40周年記念講演会を開催いたしました

7月27日(日) 13:00~
演題:

「ノーベル化学賞を受賞して」

講師: 北海道大学名誉教授 鈴木 章

7月27日(日)、本学の創立40周年を記念した講演会をニューオータニイン札幌にて開催し、一般200名、本学学生400名、教職員150名、計750名の方々にご参加頂き、盛会となりました。

記念講演で鈴木先生は、有機化学の道に進むきっかけとなった2冊の本との出会いから、1979年に発表されおよそ30年後にノーベル化学賞を受賞することとなった「鈴木クロスカップリング」の概要、医薬品や農薬、液晶などその具体的応用例、さらに2010年ノーベル化学賞受賞時のエピソードまでをわかりやすく、時に楽しくお話しくださいました。

約1時間の講演後の質疑応答では学生、一般参加者から、タイムリーな科学の話題についてのご自身の見解、医療と医療従事者へ期待することなどが次々と質問され、鈴木先生はその一つひとつにていねいにお答えくださいました。
「どうしたら夢を持ち続けられるでしょうか」との学生の質問には、「いろいろな失敗をしても興味をもって挑戦を続けることが大切です。『面白い』という思いを大切にしてください」と多くの若者に向けてのエールを送ってくださいました。

40周年の節目に貴重なご講演を頂いた鈴木章先生、ご参加くださったみなさまに心より感謝いたします。

創立40周年記念講演会プログラム

開会  
沿革 「学校法人東日本学園 北海道医療大学40年の歩みと現況」
挨拶 学校法人東日本学園 理事長 東郷 重興
記念講演
座長/北海道医療大学 学長 新川 詔夫

『ノーベル化学賞を受賞して』

講師/北海道大学 名誉教授 鈴木 章

質疑応答
感謝状贈呈

講演に先立ち、本学の沿革をスライドで紹介、東郷理事長がご挨拶しました。

講演会の座長は新川学長が務めました。

鈴木章先生は国内外で講演活動をされています。

会場を埋めた参加者が熱心に聞き入りました。

質疑応答では、学生への励ましのメッセージも織り込んでくださいました。

学生からは、社会の関心も高いSTAP細胞問題についても質問されました。

講演後、東郷理事長が鈴木先生へ感謝状を贈呈いたしました。

左から黒澤副学長、東郷理事長、鈴木章先生、新川学長。