概要
生命物理科学講座(薬品分析)では、3年生までに、分析化学I、II、機器分析学、局方試験法、基礎薬学I実習等の講義、実習科目を担当します。医薬品の化学的、物理的性質を理解する上での基礎と応用並びに物質の量論的取り扱いについての理解を深めます。4,5,6年生では応用物理化学特論をはじめとする講義で医薬品と生体との相互作用およびその評価法について理解を深め同時に、医薬品の定量と臨床への応用に向けた総合薬学研究を実施します。
本講座では、脂質代謝とその生理的機構解明を目的に、高速液体クロマトグラフ質量分析計等を用いた超微量一斉分析法の開発を進めています。さらに新たな分析法開発を目指し、核酸や無機ナノ材料を用いた細胞内分析プローブの研究に取り組んでいます。