2020年度定期試験解答例(和田担当分)
問題番号 | 解答例 | 備考 |
問1 | (順に)ヒト、無毒性(またはNOAEL)、安全、 ヒト、いない |
ADIはヒトに対する安全性の 指標 |
問2 | 01.×200+0.3×300+1×400=510、510pg/g | よくできていました |
問3 | 1と3 | 有害物質と標的臓器はしっかり覚えましょう |
問4 | 1と2 | カルバメート系、有機リン系化合物の構造の 特徴を復習してください |
問5 | 1と4 | 有害物質と標的臓器はしっかり覚えましょう |
6月22日(月)講義3講時目配布資料No2,3の訂正
新着情報No3(2020/6/22)
2020年6月22日(月) 毒性影響と評価 和田担当分 資料NO2,3の訂正(訂正1〜4)
訂正1) 資料2:スライドNo2-3:表 最終行
誤:2,3,7,8-四塩化ジベンゾフラン-p-ジオキシン → 正:2,3,7,8-四塩化ジベンゾ-p-ジオキシン
訂正2) 資料2:スライドNo2-10:下から2行目
誤:2,5-Gy → 正: 2.5 Gy (Gy:グレイ:吸収線量:物質1kg当たり吸収された放射線エネルギー)
訂正3) 資料2:スライドNo2-15:問1 選択肢 4
誤:カルボキシルエステラーゼ → 正: カルボキシエステラーゼ
訂正4) 資料3:スライドNo2-15:問1 選択肢 4
誤:カルボキシルエステラーゼ → 正: カルボキシエステラーゼ
2020年6月5日(金) 毒性影響と評価 和田担当分 課題の解答の訂正
6月5日(金)みなし講義課題解答の訂正
誤)演習 2-17問6の解答 答、1、2 → 正) 答 1のみ
解説:パラコートは肺に特異的に障害を起こす農薬である。
次回の講義で説明します。
2020年5月27日(水)4講時目 毒性影響と評価 和田担当分 課題の解答例
前回 ADI 関連演習1 解答
ADI とは、[ヒト]が毎日連続して一生涯摂取しても、健康への悪影響がない
1日あたりの摂取量のことである。
ADI は、動物実験で求めた[無毒性 ]量を[ 安全 ]係数100で
除して(割って)求める。通常、体重1 kg あたりで表される。
ADI は農薬の場合も含め、[ ヒト ] に対する値である。生態系への影響は考慮して [いない]。
食品添加物の使用基準は、 ADI を考慮 [して決める ]。
ADI の算出に用いる安全係数は、[ 種] 差と [個体]差を考慮した値である。
*訂正!! 上記、
3.化学物質の安全性評価
前回 演習2 解答・解法
ラットの1日あたりの摂餌量である25 gに含まれる何らの病変も認められな
25( g / 日) × 0.02 / 100 = 0.005 ( g / 日) = 5 ( mg / 日)
NOAEL ( mg / kg 体重
/ 日)は、動物 1 kg あたり1日あたりの無毒性量で
あり、ラットの平均体重が
250 g であることから、
NOAEL ( mg / kg 体重
/ 日)= 5 ( mg / 日) ÷ 0.25 ( kg 体重 )
=
20 ( mg / kg 体重
/ 日)となる。
よって、ADI = NOAEL ÷ 安全係数なので、
ADI = 20 ( mg / kg 体重
/ 日)÷ 100 = 0.2 ( mg / kg 体重
/ 日)
3.化学物質の安全性評価
前回 演習3 解答・解法:ダイオキシンの毒性等量の求め方
答 0.1×400 + 0.3×300 + 1× 500 = 630
毒性等量(TEQ)= Σ{毒性等価係数(TEF)× 濃度}
(各ダイオキシンの毒性 × 濃度)の総和
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*5月27日(水)4講時目 毒性影響と評価のプリントの追加訂正(和田担当)
2枚目:右下 No8 のスライド
中央付近:第二種特定化学物質
誤)製造・輸入数量、・・・とあるのを 正) 製造・輸入予定数量・・としてください
同2枚目:右下 No8 のスライド
優先評価化学物質の項目の次に、空欄に以下を追加してください。
特定一般化学物質:前年度の製造・輸入数量、用途等の届け出
以上、訂正をお願いいたします。
*お問い合わせは-->wadakg@hoku-iryo-u.ac.jpへどうぞ:注:お問い合わせの際は,ご所属・お問い合わせの背景等をお願いいたします.
各種法律等に抵触する可能性があるものについてはお答えできない場合がございます