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大会長挨拶

  
第55回日本歯科医療管理学会学術大会の開催にあたって
 

第55回日本歯科医療管理学会学術大会

大会長 越智守生


 第55回を迎える日本歯科医療管理学会学術大会を北海道の札幌で開催する運びとなりました。ここ最近の日本歯科医療管理学会学術大会は53回大会の沖縄から54回大会の岐阜、そして55回大会の北海道とこの3年間で日本を縦断した形となります。この記念すべき大会を北海道の札幌で開催できることを大変誇りに思います。

 第55回大会では「活力ある歯科医療管理-新しい成長のモデルを求めて-」をメインテーマとし、これからの歯科医療管理学会の新しい方向性を模索できるような大会にしたいと思っています。その中でも学会長講演として末髙武彦先生に「改革期にある日本歯科医療管理学会」と題して、日本歯科医療管理学会の改革として必要な道標を示して頂き、日本歯科医療管理学会の新しい成長のモデルを考えられるような講演をしていただきます。特別講演1では本学歯学部長の斎藤隆史先生より「これからの歯学教育に求められるもの-新時代の歯科医師養成に向けて-」と題して、時代に即した歯科医師を養成するための方策についてご講演いただき、特別講演2では名古屋大学医学部附属病院 医療の質・安全管理部 教授の長尾能雅先生より「事故事例に学ぶ、医療安全の支柱-高いリスクと、信頼の中で-」と題し医療安全の重要性と考え方について、また、それを歯科医院で実践されている本学会認定医の五十嵐博恵先生より「歯科医院における医療安全の実際」と題して、歯科医院における医療安全について講演を頂きます。教育講演では朝日大学歯学部口腔機能修復学講座歯科補綴学分野 教授の山内六男先生より「歯科医療広告の現状と問題点」と題して、インターネットや過剰な広告といった歯科医院の広告規制についてご講演いただきます。また、シンポジウムとして小樽商科大学大学院商学研究科 教授の近藤公彦先生より「歯科医院経営の再構築-歯科のビジネスモデルを考える-」、また、北海道を代表する石屋製菓株式会社 代表取締役社長の石水 創先生より「アジアに向けた北海道ブランドと白い恋人」と題して、歯科医療関係者に留まらず北海道唯一のビジネススクール小樽商科大学大学院の前専攻長である近藤公彦先生と小樽商科大学のビジネススクールでMBAを取得し北海道を代表する企業を経営されている石水創社長より高いブランド力を創り出す実際と歯科医院経営におけるヒントについてお二人の先生からご講演いただきます。

 このように第55回大会では多くの著名な先生方より大変魅力あるご講演を頂く機会を得ることができました。それに加えて7月の北海道は気候も最適でこれからどんどん食べ物がおいしくなっていく季節です。3連休も重なった北海道で最高の講演で勉強し、最高の観光巡りをして皆様の記憶に残る最高の学会にしたいと思います。皆様のたくさんのご参加とご発表をお待ちしております。




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