最終リハーサル

08年度後期授業もついに修了式。後期履修生がコミュニケーターとして旅立ちました。

3月14日(土)11:30より、後期授業の修了式が行われました。会場となったのは、札幌駅にほど近いセンチュリーロイヤルホテル20階「白鳥の間」、この日の午後に市民公開シンポジウムが開催される場所です。後期授業の締めくくりにふさわしく、いつもの授業とは違うフォーマルな雰囲気のなかでの修了式となりました。 (シンポジウムのレポートもぜひご覧ください)
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札幌医科大学・當瀬先生より激励の言葉が贈られました。 写真1
 司会の札幌医科大学保健医療学部准教授・片倉洋子先生が開会を告げ始まった修了式で、この取り組み(現代GP「双方向型コミュニケーション教育の展開」)の札幌医科大学の代表である札幌医科大学医学部長・當瀬規嗣先生より後期履修生へ、温かいはなむけの言葉が贈られました。「みなさんにとっても両大学にとっても、非常に実りの多い半年間でした。課程はこれで修了しますが、コミュニケーションはこれからもずっと続きます。とくに医療現場での実習では、ドクターはもちろん、さまざまな職種の先輩や他の実習生、市民とコミュニケーションをとりながら学んでいくことになります。これからもコミュニケーション力をより深め、高めていってください。おめでとうございます」。一般の授業では行われない修了式は、さしずめプチ卒業式の雰囲気。大学や学部、学年を超えて一緒に学んできた履修生たちに、10月からの半年間を振り返り、学んだ目的や得たものを改めて確かめるいい機会になりました。
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本学・阿部先生より一人ひとりに修了書が渡されました。 写真3
 続いて、この取り組みの本学の代表で、サポート役としていつも学生のそばにいた本学心理科学部教授・阿部和厚先生より後期履修生一人ひとりに修了書が手渡されました。少し照れた様子を見せながらも、どの学生も晴れやかな表情。後期授業は10月に始まって受講時間は45時間、そのほかに実習としてメディカル・カフェを2回開催、さらにカフェ開催の準備のために本学学生が札幌医科大学を訪れたり、集まってリハーサルを何度も行ったり、時間も内容も実に密度の濃い半年間でした。頑張った証しである修了書は、やっぱり嬉しいもの。それぞれの思いを胸に、手にした修了書を見る学生たちは、この授業で得たコミュニケーション力や人のネットワークを、これからの学習や学生生活に大きく生かし、自分の周りのコミュニケーションもどんどん活発にしていってくれることでしょう。来年度のカフェ開催で、先輩ボランティアスタッフとして、また会えることを楽しみにしています。
 

修了書を手にした後期履修生たちの声

  • 「授業を受けて修了書を頂いたのは初めて。やり遂げた充実感を味わえます。とても嬉しいです」
  • 「修了書を手にして、一区切りついたことを実感しました。学祭でメディカル・カフェを開催しようか、という話も出ています。これからも市民と専門家の間をつなぐお手伝いをしていきたいです」
  • 「楽しくて、半年間はあっという間でしたが、実はすごく長い時間をクラスメートと一緒に過ごしたんだなぁと改めて思っています。充実していました」
  • 「この授業を履修しなければ、得られなかった出会いがたくさんありました。修了書はいい記念です」
  • 「「次はOBとして後輩のサポートをします!」

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