がん看護コース研修
緩和ケアアウトリーチナース養成プログラム学生支援事業
(OCNS事例検討会)

 平成29年9月30日(土)13:30からACUスカイルーム1600において、「文部科学省選定 多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プラン がん看護コース 緩和ケアアウトリーチナース養成プログラム」によるOCNS事例検討会を開催しました。今回のテーマは、「組織・緩和ケアチームにおけるOCNSの役割開発」で、参加者はCNS、CNSコース大学院生および修了生を合わせて18名でした。事例提供は、旭川赤十字病院のがん看護専門看護師 岸本有加里さんでした。
 岸本さんは、道北圏において救急・高度医療を担う急性期医療機関の緩和ケア専従看護師として働いており、その環境の中でがん看護の現状と課題を明確にし、事例を用いながらコンサルテーションの構築方法や病棟管理者・病棟看護師との関わり方についてお話をいただきました。2つのグループに分かれてディスカッションを行い、OCNSとして役割開発をしていく上で、コンサルテーションタイプを確認することの重要性や、他者との信頼関係構築のためには自分自身の立ち位置などを含めた現状分析をすることの大切さを学ぶことができました。
会場写真 会場写真
会場写真

〜アンケートより〜
  • 自分自身もどのように役割開発をしていけばよいのか日々悩んでおり、他のCNSの意見が参考になった。
  • 先輩のOCNSから、コンサルテーションの役割の構築や、実際に経験したお話しを聞くことができ、多くのことを学ばせていただいた。
  • まだ、CNSになったばかりであり、どのように相談を受けるのか、そして対応するのかが具体的にイメージできて勉強になった。
  • OCNSとして色々な立場で常に役割開発という視点は重要であり、求められることであるため、グループワークを通して学びや気づきの機会となった。
  • グループワークを通して、今後の活動の方向性が見いだせた。