同窓生からのリレーエッセイ 介護Vol.3

 氏名    池森 康裕 (いけもり やすひろ) 
 卒業      札幌医療福祉専門学校 介護福祉学科 4期
 担任     西田 トシ 先生 
 現職     北海道医療大学看護福祉学部 臨床福祉学科 助教

 私の学生時代は、アルバイトに明け暮れ、勉強しない・出席日数が少ない、いわゆるダメな学生でした。しかしそのような私でもなんとか卒業し、現在は母校でもある北海道医療大学の教壇に立っています。私の福祉人生を簡単に振り返りたいと思います。

 学生時代に勉強しなかったことが祟って、社会人になってからは勉強漬け(禁欲)の人生で、青春と給料の多くをそれに費やしたように思います。まず、介護福祉士になって1年も経たないうちに「理想と現実の壁」にぶつかってしまい、理想の実現を目指して佛教大学(通信制)に入学、社会福祉士国家試験の受験に挑戦しました。
 その後、介護の現場経験を生かし、國學院短期大学で教員に転職することになるのですが、そこで出会った教務主任の鍋澤先生からは、介護教員としての基礎を学ぶことができました。
短期大学での教員を経て、大学院修了の資格を得たのち、現在は北海道医療大学で教員をしております。

 近年は、福祉や介護を志す学生が減少している中、いかに福祉職の魅力を学生に伝え、リーダーとして活躍できる学生を育てるかに悪戦苦闘しております。まだまだ教育・研究者として未熟者で、学生の意見や取り組みのアイディア、実習先の指導者さんからは、本当に貴重な学びをさせていただいております。
 また、同窓会の役員を務め、福祉の他領域はじめ医療、福祉、介護の広い分野において交流機会があり、楽しく活動させていただいております。

 

        短期大学勤務時代の私(演習風景)、…え、今とやや違う?はい、若いです。 

 

 北海道医療大学の介護と福祉のネットワークが、より心強いものとなるお手伝いが出来るよう願っておりますので、大学にお越しの際には、ぜひ声をおかけください。

 最近は、割れた腹筋を目指してダイエットと筋トレをガンバっております。(笑)

 


鍋澤 信子さん 札幌医療福祉専門学校の開校当初に教員をされていた、介護教育のエキスパートとも呼べる先生。現在は國學院短期大学部専攻科福祉専攻の准教授。


20130620

 次回エッセイは 関下さんです。     


                                                                                                                     

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