同窓生からのリレーエッセイ 福祉Vol.4

 氏名    馬場 恵美  (ばば えみ) 旧姓 高桑 
 卒業    看護福祉学部 医療福祉学科 医療福祉専攻 1期
 ゼミ     中嶋 和夫 ゼミ 
 現職    札幌市若者支援総合センター  相談員(社会福祉士)

医療福祉学科の1期生として入学し、先輩がいない中のびのびと(?)大学生活を送り、卒業して早15年。年々ついこの間という感覚ではなくなってきました。

 卒業後は世間を知らぬまま、「人と接する仕事がしたい」と病院のソーシャルワーカー(MSW)として働き始めて、患者、家族、一緒に働くスタッフや関係機関の人とたくさんの出会いがあり、同じ大学の先輩はいませんでしたがMSWとしての先輩はたくさんいて、指導や多くの場面で救っていただきました。
自分にとって大切な「人とのつながり」が今も途切れることなく続いています。

 
 平成23年からは、これも大学の友人からの紹介という縁で、札幌市若者支援総合センターで勤めています。
引きこもり・ニートと呼ばれる課題を抱えるなど、自立に向けて不安をもつ若者の相談にのる仕事です。若者の力になることにやりがいを感じますが、大切にしていることは「深刻になりすぎず、ユーモアで」ということです。
面接の中では必ず笑う場面を作るように意識して、若者が下げ気味だった顔を上げて面接室を出たときには、心の中でガッツポーズです。


 

 今幸せで充実していると感じることの一つに、職場の雰囲気があります。
そこでも日々笑いがあります。胸にぐっとくる相談も多いのですが、事務室に戻るとそこにはホッとできる空気感があります。自分が穏やかでいられると相談も受けやすいのだと実感している今日この頃です。
 
 皆さんも、たまにホット一息ついてくださいね。






20140205

                                    ? 次回エッセイは4期吉野夕香さんです


                                                                                                                     

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