医療福祉学科の1期生として入学し、先輩がいない中のびのびと(?)大学生活を送り、卒業して早15年。年々ついこの間という感覚ではなくなってきました。
卒業後は世間を知らぬまま、「人と接する仕事がしたい」と病院のソーシャルワーカー(MSW)として働き始めて、患者、家族、一緒に働くスタッフや関係機関の人とたくさんの出会いがあり、同じ大学の先輩はいませんでしたがMSWとしての先輩はたくさんいて、指導や多くの場面で救っていただきました。
自分にとって大切な「人とのつながり」が今も途切れることなく続いています。
平成23年からは、これも大学の友人からの紹介という縁で、札幌市若者支援総合センターで勤めています。
引きこもり・ニートと呼ばれる課題を抱えるなど、自立に向けて不安をもつ若者の相談にのる仕事です。若者の力になることにやりがいを感じますが、大切にしていることは「深刻になりすぎず、ユーモアで」ということです。
面接の中では必ず笑う場面を作るように意識して、若者が下げ気味だった顔を上げて面接室を出たときには、心の中でガッツポーズです。