同窓生からのリレーエッセイ 福祉Vol.3

 氏名    佐々木 拓也  (ささき たくや) 
 卒業    看護福祉学部 医療福祉学科 医療福祉専攻 1期
 ゼミ     佐藤 秀樹 ゼミ 
 現職    音更町社会福祉協議会 総務係長 (社会福祉士)

改めて振り返ると医療大を卒業してから、もう15年余も経っているのですね。

 その間に結婚して家庭持ちになり、長女が産まれ、長男が産まれ・・・

 色々なことがありましたが、振り返っても本当にあっと言う間のような気がします。

 平成94月、「社協」という所が何をする場所なのか殆ど分らないまま、  そして学生気質が全く抜けないままに就職し、おまけに土地勘も無い場所で、最初は予算書や事業計画書の見方すら分からず、仕事にも馴染めず、何度も何度も辞めようかと、涙で枕を濡らしながら悩みました。しかし周りの多くの人に支えられながら徐々に仕事にも慣れ、なんとか今までやってこられたのだと思います。

 急激に進む少子高齢化や就職難、そして法改正等、今までに無いくらいに  社会動向が大きく変化する中で、地域における「社協」の役割について、日々試行錯誤を続けています。

 当協議会では「支えあい・ともに生きる住みよい地域づくり」というスローガンを掲げています。このスローガンが決して「絵に描いた餅」にならぬよう、住民が求めるニーズに対し、行政では手が届かない、「民間」だからこそ出来ること。そのことを追求し続けていきたいと思います。

 この仕事を通していろいろな経験をすることが出来ました。色々な人とも出会うことが出来ました。その一つ一つが何一つ無駄では無く、全てが今の自分を形成する糧となっていると改めて感じます。これからも多くの経験や多くの人との出会いの中で、自己研鑽出来ればと思っています。

この度はリレーエッセイの機会をいただき感謝申し上げます。ありがとうございました。

 


「ニセコアンヌプリスキー場にて『石井スポーツ杯 スノースクートクロス』スタート直前の風景」です。

中央のゼッケン253番が私です



20120622

                                               次回エッセイは 馬場 恵美さんです 


                                                                                                                     

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