生涯発達看護学(精神看護学)

教育概要

精神看護学

 

【概要】

こころと健康と社会、精神障害のある人々への看護の基礎を学ぶことを目的としている。また,精神障害に関する疾病観や患者観の変遷を歴史的背景から展望し、精神領域における看護の役割と機能を学ぶ。

 

 

精神看護学演習

【概要】

精神障害のある人々の生活を支えるために必要な看護実践の転回方法を学ぶことを目的とする。多様化する社会や家族に目を向け,精神看護が目指す役割,機能について学習する。

 

精神障害のある人々の語りを聞くことや相互交流の機会をもつことで対象理解を深め,実際に地域生活を営む彼らを支える制度や社会資源の活用、支援のあり方について考える。

精神看護学実習

実習目的

精神に障害をもつ人々について、生活の観点から理解し、彼らに必要な看護活動を考え、多職種との協働ができる基礎的能力を養う。

 

実習は精神科病院実習と地域実習で構成される。

精神科病院実習では、1週間の実習を通して,精神科病棟の1名の入院患者を受け持ち,医療記録の読み込みや患者とのかかわりを通して,精神に障害をもつ人々について「生活」の観点から理解し、必要な看護の方向性を考えることを目的としている。

地域実習では、施設を利用する当事者との1週間のかかわりを通して,日々の過ごし方や思い,困りごとや希望、社会資源の活用等からその人らしく生きることを考える。その上で,生活の場におけるリカバリーついて,理解を深めることを目的としている。