人間基礎科学<文学>(井上 貴翔)

教育概要

日本の小説

日本で発表された小説を中心に様々な表象を取り上げ、それらを様々に読解することを通じて、小説に限らない様々な事象を多角的に捉える視点を身につけることを目指します。また、表象を取り巻く現況を踏まえつつ、それぞれの表象と社会とがいかなる関係を結んでいるのかについても学びます。

アカデミック・リテラシー入門

大学における学びとは、高度な知識や技術を受動的に学習するだけでなく、自ら問いを発見し、情報を調べ、分析し、考察する能動的な知の探究です。この授業では、グループワークやグループ発表、課題レポートの作成を通じて、大学における主体的学習を行うための基礎的な学習方法・能力であるアカデミック・リテラシーを修得します。

日本語の表現/日本語表現

大学生には研究や調査、学習の成果をまとめ、レポートや論文として提出することが求められますが、本講義ではそのための基本的な力―具体的には、論理的な文章を的確に読解する力(読解力)、相手の考えを的確にまとめる力(要約力)、自分の考えを適切に表現し、わかりやすく伝える力(論理的思考力、文章構成力、論述力)など―を学びます。

コミュニケーション学Ⅰ/コミュニケーション学Ⅱ

大学生活や社会生活では、他者との円滑なコミュニケーションが求められます。また、大学生には研究や調査、学習の成果をまとめ、レポートや論文として提出することも求められます。そのいずれにおいても重要となるのが、他者に対して自らの意見や考えを伝えるうえで必須の能力である文章表現力ですが、本講義ではそのための基本的な力――具体的には、文法的、又は慣習的に正しい日本語表現力や文章作法――を学習します。そのうえで、小論文やレポートの基本的作成手順を身につけることを目標とします。