看護と福祉の連携・協働の推進
― 実践の向上と学問的発展を目指して ―
北海道医療大学看護福祉学部学会ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。心から御礼申し上げます。
本学看護福祉学部は1993年に開設され、完成年次を迎えた1997年に修士課程が、そして1999年には博士課程が開設されました。北海道医療大学看護福祉学部学会は、学部開設10年目に当たる節目の2003年に設立されました。時の流れの速さを痛感する次第です。
本学部学会の目的は、会則に謳われている通り、会員相互の学術的研鑽および交流を図ることによって、看護と福祉における実践の向上と学問的発展に寄与することです。そして、本学会の目的を達成するための事業として、毎年9月に総会・学術大会を開催し、また年1回の学会誌を発行しております。学術大会では、研究発表や学術講演、シンポジウムなどが企画され、会員が最新の知見を共有し、互いに学び合うための場を提供しております。特に、学部開設30周年を迎えた2023年の学術大会では、起業されておられる看護と福祉の卒業生たちによるシンポジウムの中で、斬新な方法によりケアを創造し、拓いてきた会員の姿に本学の発展と明るい未来を感じた次第です。
看護と福祉の統合を目指して開設された本学部ならではの本学会の取り組みは、「看護と福祉の連携・協働の推進」が求められる現代社会も中で、ますます重要なものとなっております。今後も、地域社会と連携しながら、看護および福祉の分野でのさらなる飛躍を目指して活動を続けていく所存です。
末筆になり誠に恐縮ではありますが、日頃からの皆様のご支援とご協力に心から感謝申し上げます。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。