健康の極意
健康的で心豊かな生活を送る一番の基本は、何と言っても正しい食生活です。
ファーストフードで食事を済ませ、それを補おうと栄養補助食品を大量に摂取する人が増えていますが、
食生活をおろそかにしていて、どうして明るく前向きに人生を送ることができるのでしょう。
健康を保つために大切なことは、身体に良いものをただ食べるだけではなく、
色々な人、物に感謝しながら、感動しながら、毎日を前向きに生きること。
その中でも「食」を大切にすることは前向きに生きるための基本です。
とかく日本人は健康に良いと聞くと、それだけを集中して食べたり飲んだりする傾向があるように思えます。
例えばポリフェノールいっぱいの赤ワイン。赤ワインに含まれるポリフェノールよりもアルコールの方が多いので、飲みすぎると当然、体を壊します。
食品の場合も同様で、色々な物をバランス良く食べないといけません。
医療費の値上げで、病院通いもままならない昨今、貯蓄の秘訣は何といっても病気にならないことです。
「健康の極意」の一番の基本は、
目、鼻、耳、口、肌の五感を使って大地に流れる気(生命エネルギー)を私たち自らが感じ取り、
それを自ら育むこと。
これは中国漢方医学の根幹をなす考え方でもあります。
大地に流れる気を取り入れるとはどういうことでしょうか。
それは目に映る美しい風景、季節の香り、風や海のざわめき、毎日口にする旬の食材、
私たちの身の回りの全てに対して「感動する心」「旬を感じる心」「感謝する心」を持ちながら生きることです。
お金を出せば何でも手に入れることのできる現代の物質文明の中では、その心を持ち続けることは難しいことかもしれませが、
ひょっとしたら現代の日本人が今、最も必要としていることかもしれません・・・
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