薬用植物園・北方系生態観察園担当

研究実績

2006年2月以降、富士フォトサロン札幌・仙台・東京・大阪において、合計14回にわたる写真展を開催。北方系生態観察園や北海道内の様々な場所で撮影された貴重で美しい植物の写真を発表することで、地球環境および生態系における植物の重要な役割について啓発してきた。

2008年2月、「植物エネルギー 北方系生態観察園の四季」(堀田清著)を北海道新聞社より出版。3500部を5年で完売。

2013年1月、「びふか松山湿原の植物エネルギー」(堀田清著)を北海道医療大学発ベンチャー企業・株式会社植物エネルギーから出版。全道有名書店やアマゾンで販売中。

2016年7月、「北方系生態観察園の里山化研究」の集大成である報告書兼著書「植物エネルギー北海道医療大学の森」を北海道医療大学発ベンチャー企業株式会社植物エネルギーから出版。全道有名書店やアマゾンで販売。2500部作製し、すでに2300部売上。北海道医療大学の森(北方系生態観察園)を全国的に広く認知してもらうことができた。

2020年3月、堀田清の薬草帖を北海道医療大学発ベンチャー企業株式会社植物エネルギーより出版した。全道有名書店やアマゾンで販売中。

研究概要

1.北海道医療大学薬学部付属薬用植物園に隣接する約16ヘクタールの北方系生態観察園の里山化研究。25年前は荒れ果てた笹だらけの森だった場所を剪定ばさみだけで笹刈りを続けた結果、笹に変わり様々な貴重な植物が地上に現れ、特に重要な薬用植物の一つであるトチバニンジンの群落地が多数出現した。今後もこの森をメンテナンスして貴重植物の維持をするとともに、森の進化を観察し続け、後世に残る資料を作成していく。

2.地域密着型、環境循環型、北海道産未利用野菜の有効利用、商品開発を主目的に一度も学会発表することなく(特許申請のみ)研究を進めてきた。自らの研究の最終形態として、自らが製造、販売することによって、広く一般市民に評価を問うために北海道医療大学発ベンチャー企業(株)植物エネルギーを2007年10月に設立し、2008年度3月より、乾燥ダイコン葉エキス入り手作りセッケン「すずしろの花」を、東急ハンズ札幌など道内の薬局、理容室などで販売している。

3.2022年2月、漢方の説く病気予防を実践するための北海道医療大学発ベンチャー企業 株式会社植物エネルギー 堀田清薬草研究所を幌加内町に創設した。ここでは病気予防に関する研究がおこなわれている。特に日本で初めてとなる極寒&豪雪地帯における完全無農薬&無肥料での不耕起自然農による健康野菜(ニンニク・里芋・ショウガなど)の栽培研究を開始している。