薬剤学講座(薬剤学)

Department of Pharmaceutics
 2018-06-22

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更新日 2022-01-26 | 作成日 2018-06-22

2023-11-01

更新履歴

  • 2023.11.01 Topページ、メンバー、学会を更新しました。
  • 2023.02.10 Topページ、研究室紹介、メンバー、論文、学会等を更新しました。
  • 2022.01.26 Topページ、研究室紹介、メンバー、論文、学会等を更新しました。
  • 2021.01.27 Topページ、研究室紹介を更新しました。
  • 2020.12.08 Topページ、メンバー、論文、学会を更新しました。
  • 2020.09.04 Topページ、論文、研究室紹介を更新しました。
  • 2020.01.23 Topページ、論文、研究室紹介を更新しました。
  • 2019.09.06 Topページ、学会を更新しました。
  • 2019.06.27 Topページ(トピックス)を更新しました。
  • 2019.04.18 「高田昌彦先生 お別れの会」お知らせを掲載しました。
  • 2019.02.27 齊藤浩司教授最終講義の様子を掲載しました。
  • 2019.01.29 Topページ(トピックス)に齊藤浩司教授最終講義のお知らせを掲載しました。
  • 2019.01.28 Topページ(研究室紹介)を更新しました。
  • 2018.08.29 Topページ、学会、論文を更新しました。
  • 2018.06.28 Topページ、メンバーを更新しました。
  • 2018.01.23 Topページ、メンバー、論文を更新しました。
  • 2017.06.26 Topページ、学会、論文を更新しました。
  • 2017.01.24 Topページ(研究室紹介)を更新しました。
  • 2017.01.20 Topページ、学会を更新しました。
  • 2016.08.10 Topページ、論文を更新しました。
  • 2016.06.07 ALBUMを更新しました。
  • 2016.04.01 Topページ、メンバー、学会発表を更新しました。
  • 2016.02.04 Topページに臨床薬学講演会のスライドをUPしました。
  • 2016.02.01 Topページ、論文を更新しました。
  • 2016.01.21 Topページ(研究室紹介)を更新しました。
  • 2015.12.28 Topページ、学会発表を更新しました。
  • 2015.07.05 Topページ、メンバー、論文、学会発表を更新しました。
  • 2015.03.19 Topページ、論文を更新しました。
  • 2015.01.28 Topページ、同門会を更新しました。
  • 2015.01.28 Topページを更新しました。
  • 2014.12.26 Topページ、論文、学会発表、同門会を更新しました。
  • 2014.12.05 Topページ、同門会を更新しました。
  • 2014.11.18 Topページを更新しました。
  • 2014.07.02 Topページ、学会発表、アルバムを更新しました。
  • 2014.04.11 Topページ、メンバー、学会発表、アルバムを更新しました。
  • 2014.01.23 研究室紹介を更新しました。
  • 2013.10.31 Topページを更新しました。
  • 2013.10.08 Topページ、学会発表を更新しました。
  • 2013.09.20 Topページ、論文を更新しました。
  • 2013.07.04 Topページ、「還暦を祝う会」のページを更新しました。
  • 2013.06.18 Topページ、メンバーを更新しました。
  • 2013.05.28 Topページ、メンバー、学会発表、アルバムを更新しました。
  • 2012.06.06 Topページ、メンバー、アルバムを更新しました。
  • 2012.04.18 Topページ、メンバーを更新しました。
  • 2012.01.26 研究室紹介を更新しました。
  • 2011.10.18 Topページ、論文、学会発表を更新しました。
  • 2011.07.11 Topページ、メンバーを更新しました。
  • 2011.04.06 メンバー、アルバムを更新しました。
  • 2011.03.03 研究室紹介を更新しました。
  • 2010.10.01 学会発表・同門会のページを更新しました。
  • 2010.09.13 同門会のお知らせを更新しました。
  • 2010.08.20 研究室紹介・同門会のお知らせを更新しました。
  • 2010.07.16 同門会のお知らせを更新しました。
  • 2010.05.31 同門会のお知らせを掲載しました。
  • 2010.04.14 アルバムを変更しました。
  • 2010.04.08 学会発表のページを変更しました。
  • 2009.10.15 論文のページを変更しました。
  • 2009.10.14 学会発表を更新しました。
  • 2009.09.11 メンバーを更新しました。
  • 2009.08.24 平成21年度 研究室紹介をアップしました。
  • 2009.07.09 学会発表・アルバムを更新しました。
  • 2009.07.08 平成21年度のメンバーを更新しました。 
  • 2008.12.19 学会発表を更新しました。
  • 2008.09.24 学会発表を更新しました。
  • 2008.09.12 新規論文を掲載しました。
  • 2008.08.05 ホームページをリニューアルしました。

トピックス



2022年1月26日
本年もよろしくお願いします。
研究室紹介を更新しました。
 


 薬剤学講座(薬剤学)、旧薬剤学教室は高田昌彦名誉教授が本学に着任された年に開講されました。以来30年余に亘って多くの卒業生、大学院修了生がこの研究室を巣立ち、全国各地の医療機関や製薬企業などで活躍しています。
 私は平成8年4月に北海道大学医学部附属病院(現北海道大学病院)薬剤部から助教授として着任し、平成11年1月よりこの研究室をお預かりしています。私が着任した平成8年は全国の薬系大学に医療薬学教育が導入された時期に当たり、本学でも薬学部に総合薬学科が、そして大学院に医療薬学専攻修士課程が開設されています。平成18年4月から薬学6年制がスタートし現在各大学に実務家教員が多数誕生していますが、当時も私のように医療現場の薬剤師が次々に大学教員に転身しました。
 当研究室では、医薬品の有効性と安全性を確保して医薬品の適正使用を推進するためにはその体内移行過程を正確に把握することが重要であるという認識の下に、生物薬剤学領域の研究に取り組んできました。現在は特に、医薬品の吸収や排泄に関与する種々のトランスポーターの輸送特性や変動要因さらにはトランスポーターを介した薬物相互作用などを中心に様々な研究を進めています。また、大学院修士課程における臨地実習を通して、医療現場の種々の課題を解決するための共同研究にも積極的に取り組み、多くの成果を挙げてきました。
 これからも医療現場に有益な情報の提供を目指してメンバー一同努めてまいりますので、宜しくご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。
 

客員教授・薬剤学講座前教授 齊藤 浩司
 

薬剤学講座(薬剤学)
准教授 小田 雅子
助 教 市村 祐一
 薬剤学講座(薬剤学)では,医療現場での薬の適正使用に寄与することを目的に,特にトランスポーターが関与する薬の体内動態(ADME)の解明に関する研究に取り組んでいます.
近年「ポリファーマシー(polypharmacy; PP, 多数の薬を併用する患者において薬による有害事象が起こっている状態)」が医療現場で問題視されています.薬のADMEは治療効果の決定因子の一つであると共に,相互作用や副作用の発現,個体差などの関与を通じてPPの発現にも深く関わっています.よってPPを回避あるいは改善するためには,その原因についてADMEの観点からの情報収集が必要不可欠です.
現在,当研究室では「慢性腎臓病(chronic kidney disease; CKD)や薬剤性急性腎障害(acute kidney injury; AKI)患者での薬のADMEの変化」に関する様々な研究を行っています.近年著しく増加しているCKD患者は高齢者に多く,糖尿病や脂質異常症,高血圧症などの合併症を有するため多剤併用が一般的であり,また,腎機能低下により薬が体内に蓄積しやすい状態にあるため,PPのリスクが特に高いと言えます.しかし,例えば「この薬をCKD患者に投与する際は投与量を減ずること」と添付文書に記載されていてもその理由は明確でなく,曖昧な情報のまま患者に投与されている例が数多くあります.また,CKDが進行した末期腎不全では,本来は尿を介して排泄される物質が体内に蓄積し,これらの中には「尿毒症物質」として薬のADMEに大きな影響を及ぼすものがあります.
 このような現状を背景に,現在は以下のテーマを中心とした研究を展開しています.総合薬学研究では,研究室配属学生の興味を基に個別のテーマが与えられ,各々に合ったペースで研究を進めて行きます.個々の学生が総合薬学研究で見出した知見は先輩から後輩へと引き継がれ,蓄積したデータは日本薬学会,日本医療薬学会,日本薬物動態学会,日本腎臓病薬物療法学会等で発表しています.
・CKD及び薬剤性AKIにおけるADME及びトランスポーターの機能変化の検討
 CKDに関しては,ラットを用いてインドキシル硫酸などの尿毒症物質がADMEに及ぼす影響に関する研究を継続しています.また,薬剤性AKIが惹起されるとき,消化管吸収に関わる薬物トランスポーター(OATPやP-gpBCRP等)の輸送機能がどのように変化するかについて研究を推進しています.またCKD患者で多発する高リン血症の治療薬の相互作用についても検討しています.
・抗がん剤の静脈内投与後に発現する消化管障害の機序に関する検討
 P-gpが関わるADMEの研究は,当研究室のメインテーマとして20年以上に亘って継続され,多くの知見を医療現場に提供してきました.「生物薬剤学Ⅰ・Ⅱ」の講義で習ったように,P-gpはがん細胞の多剤耐性化のみならず,抗がん剤始め多くの薬物の生体内運命にも密接に関与しています.抗がん剤の中には静脈内投与後に副作用として下痢などの重篤な消化管障害を引き起こすものがあります.この機序として,血液中の抗がん剤がP-gpにより消化管内に分泌されることで消化管が抗がん剤に曝露されることが引き金になると推測し,ラットを用いてそれを実証する研究を行っています.
調査研究ではこれらのテーマに関して,文献検索により関連情報の収集と整理を行っています.他に,臨床現場でCKDや精神疾患,がん化学療法に携わっている薬剤師との共同研究を推進しています.常に医療現場にフィードバックできる研究を目的とし,教職員,学外研究員と共に研究を進めています.
(文責:小田)                          

主な担当科目 2022年4月現在

齊藤教授  生物薬剤学 II、医療薬学複合演習
井関教授  医療薬学概論、生物薬剤学I、医療薬学II実習
小田准教授 早期体験学習、医療薬学概論、薬物送達学、生物薬剤学 I・II、医療薬学II実習
市村助教  医療薬学II実習

 こちらは北海道医療大学薬学部薬剤学講座(薬剤学)のホームページです。

 

2019年4月18日 
お知らせ
北海道医療大学名誉教授 高田昌彦先生には、病気療養中のところ平成31年4月3日にご逝去されました。ご葬儀はすでに家族葬にて執り行われ、お別れの会は以下の様に挙行されました。
「高田昌彦先生 お別れの会」 

          • 日時:5月11日(土)午後1時〜3時
          • 場所:やわらぎ斎場センティア28
          • 喪主:高田 榮子様(奥様) 

「お別れの会」実行委員長 武田清孝
       実行委員  宇野浩子、金子達也、常見昌順、林  則幸、藤田雅一、
             星野太郎、的場繁彦、 山中公道
        顧問     関川  彬、三上  章、齊藤浩司
 
2019年2月27日 
薬学部最終講義が行われました 
北海道医療大学薬学部 教務委員会及び薬学部FD委員会の主催により、
薬剤学講座(薬剤学)教授 齊藤 浩司先生の最終講義が行われました。
【演題】「北海道医療大学での23年に感謝を込めて」
【日時】 平成31年 2月25日(月)15:00〜15:45
【会場】 北海道医療大学薬学部 P1講義室
 
当日の様子


2019年1月29日 
薬学部最終講義のご案内 
北海道医療大学薬学部 教務委員会及び薬学部FD委員会の主催により、
薬剤学講座(薬剤学)教授 齊藤 浩司先生の最終講義が行われます。
【演題】「北海道医療大学での23年に感謝を込めて」
【日時】 平成31年 2月25日(月)15:00〜15:45
【会場】 北海道医療大学薬学部 P1講義室 
詳細(大学HP)


2016年2月4日 ホテルさっぽろ芸文館
第4回 札幌薬剤師会 臨床薬学講演会
「経口抗悪性腫瘍薬の薬物相互作用を考える」
スライドは下記よりご覧になれます。
LinkIcon第4回 札幌薬剤師会 臨床薬学講演会



同門会では2015年1月25日(土)にホテル札幌ガーデンパレスにて同門会を開催いたしました。おかげさまで大変盛会でした。皆様どうもありがとうございました。
 
(2015年1月28日)




このたび、11/3の秋の叙勲におきまして 北海道医療大学名誉教授 薬学部薬剤学講座前教授 高田 昌彦先生が永年にわたる御功績により 旭日双光章の栄に浴されました
お喜びいたしますと共に ここにお知らせいたします
 
(2014年11月18日)



2013年10月広島で開催されました「第7回 日本腎臓病薬物療法学会学術集会・総会2013」におきまして、当研究室の演題が優秀演題に選ばれました。
「カルバペネム系抗生物質の腎排泄に対する尿毒症物質の影響」
○市村 祐一,村部 嵩,斉藤 俊英,小田雅子,齊藤 浩司
(2013年10月31日更新)


 
日本病院薬剤師会雑誌(Vol.47. No.5. 607-609, 2011)に研究室紹介が掲載されました。