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  • 2017年06月12日(月)

【開催報告】平成29年度心理科学部・心理科学研究科FD研修会

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 平成29年6月5日午後3時40分から、当別キャンパスにおいて平成29年度心理科学部・心理科学研究科FD研修会を開催しました。講師には北海道の教育界にアクティブ・ラーニングを導入された第1人者である石垣則昭氏(本学非常勤講師、元北海道教育委員会)を招聘し、「コミュニケーションのある授業づくり」と題した講演をいただきました。石垣氏はリメディアル科目である「心理科学基礎Ⅲ」の全8回の講義を終了し、本学の学生の動向や教育環境を十分に調査した上で本FD研修の準備に当たってくださったため、核心に迫る話題提供と濃密な議論が可能になりました。参加教員からの積極的な発言も多く、「これからの高大接続のあり方について」「キー・コンピテンシー」「話を聞くだけの授業は疲れる」「教え合いと学び合いの違い」「回答までのプロセスの重要性」「『なぜそれが起きたのか?』という問いが生む多様な思考と回答」「アクティブ・ラーニングにおける禁句とは何か?」「大学の良い授業の3大条件とは?」「授業後の振り返りの重要性」など、多岐にわたる双方向の議論がなされました。本学における学生の優れた点や教育環境上の利点などの強みを活かしたこれからの授業改善のあり方を学ぶことができました。



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