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  • 2015年01月29日(木)

サハリンから医療機関北海道訪問団が本学を訪れました

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 1月26日(月)ロシア極東地域健康分野交流人材育成事業モニターツアーでサハリンの医療機関関係者が本学を訪れました。
 本モニターツアーによる本学訪問は、昨年の1月に続き2回目です。今回はサハリン州保健省第一副大臣をはじめ、保健省の医療職員、ユジノサハリンスクの診断センター院長、サハリン州腫瘍予防診療所放射線技師の4名が来道し、本学を皮切りに5日間の予定で道内の医療関連施設を訪問・見学することになっています。
 サハリン州との交流推進を目指す本学としては、昨夏、サハリン州副首相、保健省大臣が来学した際に取り交わした確認事項をより具体的にするために、交流協定書の締結に向けた課題の整理と、意見交換が行われました。
 また、新川学長からは今年の7月にサハリン州など、極東地域から医療関係者を招待し、健康科学に関するフォーラムを開催することが提案されました。
 日本とロシアの医療制度や教育制度の違いから具体的な交流・協力の実現にはいくつかのハードルがありますが、北海道とサハリンとの地理的な特徴を生かし、技術や人材などの資源を補完し合うなど、実現に向けた取り組みを引き続き探っていきたいと思います。
 意見交換後の施設見学では、本学の実習、演習に比重を置いた教育の一端を垣間見たことで、本学の教育に対し充実感を持ったようでした。相互理解を深め、今後の展開に期待感の持てる訪問となりました。

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