研修プログラム開催報告

◎第2回認定・専門薬剤師養成講座 開催報告

 平成 27 年9月 15 日(火)19時より北海道医療大学薬剤師支援センターが主催しております「認定・専門薬剤師養成講座~薬のエキスパートになるために~」の第2回が開催されました。「Nutrition Support Team (NST) 専門療養士の取得と薬剤師が考える栄養療法」をテーマに、札幌東徳洲会病院薬剤部の早坂敬明先生をお迎えして、NST専門療養士の取得、栄養療法の基礎および薬剤師が考える栄養療法について講演していただきました。
 本講演では、NST専門療養士になるための日本静脈栄養学会栄養サポート専門療法士認定規定について、また、同学会の北海道支部薬剤師WGのメーリングリストの登録方法など、専門療養士へのプロセスや試験など、実際に認定の取得を目指すための具体的な説明がされました。栄養療法の基礎としては、栄養管理のプロセスならびに栄養障害のスクリーニングやアセスメントの方法を中心に、症例を交えた詳細な説明がされました。薬剤師が考える栄養療法については、TPNの処方設計、末梢静脈栄養輸液製剤の選択、処方された医薬品が原因となった食欲不振の症例、医薬品と濃厚流動食の相互作用について症例を用いて説明がされました。
 NST専門療養士は、様々な医療職種の方が認定を受けることができますが、薬剤師のチームにおける役割、また、薬剤師の専門性を活かした具体例を示していただき、参加者の多くが実際に臨床で応用することができる内容の講演であったものと考えます。また、講演終了後には、外来患者に対する栄養サポートや実際の栄養障害のスクリーニングの詳細な方法についてなど、多くの質疑が行われ、活発なディスカッションとなりました。
 このセミナーを受講して多くの認定•専門薬剤師を目指す薬剤師が増えることを期待します。

~アンケートより~
  • ◎NST薬剤師向けの講座等が少ないため、薬剤師が何に目をつけるべきかがわかった。
  • ◎保健薬局では栄養療法について関わる事がないので参考になりました。
  • ◎初めて知る内容が多かったので、難しく感じる点もありました。
  • ◎専門療法士の取得を希望であり、もう少し長くてもよかった。