精確な検査データの測定によって、科学的根拠に基づく医療の進歩に貢献してきた臨床検査技師。
今後、ますます高度化、複雑化する医療現場では、幅広い知識と、すぐれた技術を備えた人材が必要とされています。
北海道医療大学は、そんなニーズに応えるため、2019年4月、「医療技術学部 臨床検査学科」を新設。
臨床検査技師を養成する、北海道・東北で初の4年制私立大学となります。
6学部9学科の医療系総合大学へと進化し、チーム医療を学ぶ教育環境がさらに充実。
これからの医療をリードする、高度な医療人を養成します。
北海道医療大学は、医療系のさまざまな専門職をめざす約3,500人の学生がともに学ぶ5学部8学科の医療系総合大学です。ひとりの患者さんのために、分野や職種を越えて連携し全人的なケアを行う「チーム医療」への理解を深めるために、独自のカリキュラムを展開。学部学科合同で行われるグループワークやディスカッションにより、多職種への理解を深める科目などがあります。 さらに、クラブ・サークルをはじめ、キャンパスライフのさまざまな場面で、学部学科を越えた交流が盛んに行われています。4年間の学生生活で得られる高い専門性、幅広い視野、そして、コミュニケーション能力は、これからの医療現場で必ず役に立つことでしょう。
学びの舞台は、札幌あいの里キャンパスです。JR学園都市線「あいの里教育大」駅から徒歩5分とアクセスが便利。実習にも対応した、チーム医療を推進する「北海道医療大学病院」と、地域医療・在宅医療の活動拠点「地域包括ケアセンター」の2つの附属施設が隣接しています。 6階建ての学部棟は、2019年3月に改装完成予定。臨床検査技師を養成する北海道・東北で初の4年制私立大学として、高度な教育に対応した講義室・実習室を整備し、実際の医療現場で使用されている医療機器や研究機器を導入します。さらに、総合図書館分館、食堂、学生ホールなども備えた、大学のキャンパスならではの環境です。

医療系総合大学だからできる体系的なカリキュラムを展開。臨床検査学の知識や技術だけではなく、医療人としての人間性、チーム医療や多職種連携、コミュニケーション能力などを幅広く学びます。北海道・東北で初の4年制私立大学として、これからの医療をリードする臨床検査技師を養成します。
高度な専門性、最新の知識と技術を身につけるために、臨床検査の現場で実際に使用されている高精度の超音波画像解析装置、自動分析機器、臨床検査へ導入されつつある質量分析機、バーチャルスライドシステムなどを整備。さらに、ゲノム医療やオーダーメイド医療など、先進医療への対応も視野に入れた教育環境です。
医療系総合大学であるメリットを生かし、学部学科の違う仲間と合同でグループワークやディスカッションを行う機会を設けています。また、それぞれの医療分野を専門とする他学部学科の教授陣が多職種理解やチーム医療に必要な知識、技術を教授するオムニバス形式の授業も用意しています。チーム医療の一員として活躍し、これからの現場をリードする、視野の広い臨床検査技師を養成します。
現場力を育てる臨床実習は、札幌市内の総合病院を中心に道内各地の実習施設を多数確保。また、北海道医療大学病院での見学や実習、実技テスト形式の演習の導入など、体系的な実習教育を行います。
臨床検査技師の国家試験受験資格だけではなく、食品関連の資格や受験資格の取得も予定しています。臨床検査学に加えて、保健・医療・福祉を幅広く学ぶことで、多彩な分野で活躍できる臨床検査技師をめざします。卒業後は、医療機関だけではなく、臨床検査の知識を生かして、製薬・試薬メーカー、治験分野、食品業界などへの就職、さらには大学院へ進学して教育・研究者をめざすなど多彩な可能性が広がっています。