作業療法士 多様な作業活動を通して、障がいのある方の心身の回復と自立を支援。精神科医療、患者さんの社会復帰支援、子どもの発達支援など、幅広い領域に携わる専門職です。

作業療法士国家試験は、
全国平均を上回る好成績。

2019年2月、第54回作業療法士国家試験が行われました。作業療法士国家試験の本学新卒合格者は93.8%(受験者32名、合格者30名)と、全国平均の80.0%を上回る好成績となりました。

医師の指示のもと、手工芸、その他の作業を通して生活上の応用的動作能力の回復・維持をはかるほか、患者さんの社会復帰を心理的にサポートする役割も果たします。身体の障害だけではなく、子どもの発達障害や心の障害にも対応するリハビリテーション専門職です。

[ 作業療法の対象 ]

脳卒中、パーキンソン病、神経筋疾患、骨折などの整形外科疾患や脊髄損傷、認知症、廃用症候群、精神疾患、自閉症、学習障害、脳性まひなど

[ 活躍の場 ]
  • 一般病院
  • 精神科病院
  • 訪問看護ステーション
  • 高齢者保健・福祉施設
  • 障がい者福祉施設
  • 児童福祉施設
  • 保健所
  • 特別支援学校
  • 市役所
  • 町村役場
  • 教育機関
  • 研究機関 など
合格率(2019年新卒)

93.8%
 [全国平均80.0%]

取得率

97.3%
 [2017〜2019年]

卒業生111名中
108名が取得


作業療法士国家試験合格率
(本学のみ、すべて新卒)
実施回 本学 全国平均
実施年 合格率(%) 合格率(%)
第52回 2017年 100.0 90.5
第53回 2018年 92.3 85.2
第54回 2019年 93.8 80.0
音楽療法士 音楽の力を活用して子どもの発達促進、高齢者の認知症予防、動作や発語が困難な患者さんのリハビリテーションなどを行う専門職です。
※[コース選択制]全国音楽療法士養成協会認定資格
※予定であり、変更となる場合があります。

作業療法士の魅力とは?

心が安らぐ、環境をつくる。
それも作業療法士の仕事です。

作業療法士の道を選んだのは、精神科医療に携わることができるからです。大学卒業後も精神科医療の現場を選び、約7年半にわたって臨床経験を積みました。そこでの作業療法士の主な役割は、患者さんに対してスポーツや作品づくりなどを応用したプログラムを実施すること。成功体験を通して、自信を取り戻してもらうことが目的です。加えて、患者さんが心を癒せる環境をつくることも重要。たとえば、病気の種類や進行度、また年齢などが異なる患者さんが一同に参加するのではなく、若い世代の方々だけで交流できる機会を設けることで、患者さん同士が悩みを打ち明けられる関係が生まれることもあります。「先生対患者さん」といった一般的なリハビリテーションのイメージから離れたところにも、作業療法士としてのやりがいがあります。

作業療法学科 助教/児玉 壮志
本学 作業療法学科 助教
児玉 壮志
札幌医科大学保健医療学部作業療法学科を卒業後、北海道、沖縄県、神奈川県などの精神科医療の現場で活躍。現役の作業療法士として勤務しながら札幌医科大学大学院保健医療学研究科理学療法学・作業療法学専攻科を修了。2012年本学就任。