平成25年度夏の節電対策について

はじめに

 政府(主管:経済産業省)は、昨年度、原発稼動停止等による電力供給の危機を訴え国内各自治体・団体等に対して、7月~9月時期における最大電力7%減(平成22年度対比)という数値目標を掲げたが、本年度は予想される気候、経済状況、国民努力等諸事情を考慮したうえで、国内各地域とも予備電力(予備率3%)を最低限確保できる見通しであることから、「数値設定を設けない節電要請」という見解を示した。
 ついては、本学としては、中央講義棟増築工事等が完了し、ますます電力使用、消費の増大が予想される状況ではあるが、昨年度の取組み・目標達成実績を基に、中長期計画を継続維持し、平成22年度同時期の使用最大電力を超えないことを目標として節電・省エネ対策に取り組みたい。

今夏(7月~9月)の節電対策

1.目標
平成22年度の使用最大電力を超えないことを目標とする。
区   分 平成25年度目標(平成22年度の実績)
当別キャンパス 7月 1,711KW
8月 1,798KW
9月 1,814KW
札幌あいの里
キャンパス
7月 467KW
8月 569KW
9月 467KW
2.節電対策
①各部局に節電担当者を配置し、休憩時間等の消灯を徹底する。
②SCPとの協働による、学生節電運動を実施する。
③ホームページ等により節電状況の周知を行う。
④以下の施設設備の整備を実施する。
・総合図書館内の照明をLED照明に更新する。
・廊下照明の間引き
・エアコンフィルターの清掃
⑤クールビズの実施
⑥ノー残業デイの実施
⑦清掃業者、警備業者との連携
3.節電対策に向けた個々人の節電手法(平成24年度より継続)
①エアコン冷房設定温度は28℃とする。
②使用していない教室等の空調停止と照明消灯。
③パソコンの節電対策とこまめなシャットダウン。
④未使用OA機器等については電気プラグをコンセントから抜く。