北海道医療大学におけるSD実施指針・計画

平成29年4月10日
企画調整会議決定

 大学設置基準の一部改正により、平成29(2017)年4月1日からSD(スタッフ・ディベロップメント)が義務化された。
 ついては、北海道医療大学のSD実施指針・計画について以下のとおり定める。

【SDの実施方針】
 北海道医療大学は、建学の理念、教育理念、教育目標などに基づき、その使命を果たすために、本学を取り巻く環境の変化や高度化・複雑化する課題に対応していくことのできる職員組織を構築する。
 そのため、本学として「求められる職員像」を掲げ、教育研究活動等の適切かつ効率的な大学運営を図るために必要な知識・技能を身に付け、能力及び資質を向上させるための研修等を実施し、職員一人ひとりを育成する。
【SDの対象】
 雇用形態にかかわらず北海道医療大学の運営を担う者を対象とする。
 なお、職員には、事務職員のほか、役員、教育職員、技術職員、医療職員も含むものとする。
【北海道医療大学が求める職員像】
  1. 教育機関に勤務する者としての自覚をもつとともに、建学の理念、教育理念、教育目標、3つのポリシーなどに対する理解に努め、それらに基づく姿勢・行動を取ることができる職員
  2. 現状に満足せずに、業務や組織のあり方を改善・改革していくための創造的な提案を行い、自ら実行できる職員
  3. 本学および職員各自の目標に向かって、チームワークを重視することができる職員
  4. 幅広い視野と高い専門性をもった職員
【SD実施方法】
  • ①本学が主催する研修
    本学の職員として必要な一般的な知識・技能、ビジネススキルなどの習得のための「基礎的研修」「ビジネススキル向上研修」、あるいは特定のテーマに特化した「テーマ別研修」を全般的に実施する。
    また、一般職員については、職能資格等級に応じて段階的に「階層別研修」を、管理職については、政策立案、組織運営、マネジメントスキル、人材育成・管理などに関する「管理職研修」を実施する。
    なお、若手職員の各種学内プロジェクトへの参画を促し、企画立案能力や政策提言能力、マネジメント能力を養成する。
  • ②本学以外の機関又は団体が主催する研修等への派遣
    階層別などにより体系的に実施される外部機関又は団体主催による「集合研修」へも職員の資質・能力の向上に資する機会として積極的に参加する。
    その他、業務内容や職種に応じた必要な専門知識を習得するためのセミナー、講習会、研修などの「実務研修」へも適宜参加する。
  • ③教職員各自が自発的に行う研修(自己啓発支援)
    自己啓発及び自己の能力開発のために業務に関した知識・技能習得、資格取得を目的に実施する。
    この研修は、大学の承認する各種研修の参加費補助や自主勉強会・研修会の実施費用補助を活用した自発的な研修などから構成される。
【SD実施計画】
 北海道医療大学は、業務に即した職務遂行能力及び知識を修得するために、上記方針に基づき、下記内容の研修を実施する。
  • ①大学の管理運営及び教育研究支援に必要な知識及び技能に関すること
  • ②3つのポリシーに基づく大学の取り組みに関すること
  • ③自己点検・評価と内部質保証に関すること
  • ④教学マネジメントに関わる職員の育成に関すること
  • ⑤大学教育改革に関すること
  • ⑥学生の人間形成を図るために行われる正課外活動の諸活動における様々な指導、援助など学生の厚生補導に関すること
  • ⑦業務領域の知見の獲得など専門知識の習得やスキルの向上、資格取得に関すること
  • ⑧職員として求められるマネジメント能力、リーダーシップ、コミュニケーション能力、企画立案能力、課題発見・課題解決能力、業務改善力、事務処理能力等に関すること
  • ⑨その他、職員の育成に関すること
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