文部科学省 社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラムに選定
 「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」は、各大学、短期大学、高等専門学校における教育研究資源を活用し、社会人の学び直しニーズに対応した教育プログラムを展開する優れた取組を支援することを目的として、文部科学省が平成19年度から開始した事業です。
 平成20年度は全国から150件の申請があり34件が選定され、本学からは他大学との連携による取組が選定されました。

■取組名称
 地域格差のない医療情報提供のための薬剤師・看護師教育プログラム

■連携大学(2大学)
 北海道医療大学・日本赤十字北海道看護大学

■連携取組の概要
 "近年、臨床現場において地域住民・当事者が治療における意思決定のため、疾患及び治療の理解を含めた医療情報リテラシーの向上が重要となってきている。しかし医療情報を提供する側、特に遠隔地の臨床現場で働く薬剤師・看護師は最新の医療情報取得や相談スキルを向上させる機会が少ないという問題があり、地域住民への医療情報提供が十分といえる状況ではない。本事業の目的は、地域格差のない医療情報を住民に提供するため、臨床現場で働く薬剤師・看護師が最新の情報を入手・提供できる能力育成を目的とした教育プログラムの提供である。対象は現場に勤務する薬剤師・看護師とし、特に大都市圏から離れた遠隔地の医療機関従事者に焦点を当てる。
 この教育プログラムでは、共通基礎プログラムにて、質の高い文献の入手方法、およびそれらの情報をもとに患者教育の実践教育を行うことのできる能力を培う。また基礎共通プログラム修了者は専門分野を選択し、選択専門分野別の学習を行う。効果的な授業のため、講義形式、ワークショップ、e-learning、ウェブカンファレンス形式など多様な授業方式を採用する。プログラム修了者には、修了証明書を与える。"


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