教員採用検査のための勉強について
教員採用検査(教採)の受検科目は、各都道府県により異なります。北海道の教採のように出題問題が公表されている都道府県が多く、出版会社から過去問題集が発行されていますので、事前に出題傾向を研究することも大切です。また、インターネットで調べると、受検情報や面接の内容などが記載されているページもあります。受検科目など検査内容はときどき変更されることもありますので、必ず自分で確認してください。
受検のための勉強の方法は、受検者でさまざまですので、○○○をすれば登録(合格)されるというものではありません。自分にあった勉強方法、教材を選ぶことが良いと思います。
受検のための予備校に行っても「予備校の授業を聞いたから合格」とはなりません。ただ「やった、通学した」ではダメで、勉強したことを必ず自分のものとするように、日頃から努力し勉強することが大切です。
一番大事なことは、最後まであきらめないで、目標を持って毎日努力することです。勉強の方法としては、次のような方法がありますので、参考にしてください。受検勉強のスタートは、早くです。
【参考書】
書店の「公務員受験対策コーナー」「教採コーナー」に、受検のための参考書や問題集が販売されています。最初は記入式の基本的なテキスト(例えば「ランナー(一ツ橋書店)」「パスライン(時事通信出版局)」など)を購入して、テキストに書きこみながら重要事項を覚えていくようにするのも一つの方法です。また、過去の出題の問題集も各都道府県別や受検教科別に販売されていますので、一度は見て傾向を知る必要があります。どの問題集、参考書が良いとは一概には言えませんので、書店などで手にとって自分の使いやすいものを確かめて利用してください。
【雑誌】
「教職課程(協同出版)」、「教員養成セミナー(時事通信出版局)」といった受検のための「月刊誌」が発行されています。書店で買い求めることができます。受検情報、過去・予想問題、勉強方法、重要時事などが掲載されています。
【通信講座】
数社で通信添削の講座が開設されています。テキストなどが送られ、年間に何度か問題を解き、レポートを送り添削を受けます(Web指導も有)。「一般教養対策」「教職教養対策」「小論文対策」などがあります。
【模擬試験】
年間に何度か全国模試が実施されています。自宅受検(Web利用も有)が可能な模試も実施されています。
【予備校】
札幌市内などにあります(東京アカデミーなど)。土・日曜日、夜間、短期コースなどさまざまなコースが開講されているようです。
|