▼ 生活に関する講座

8当事者研究とプレイバックシアターのコラボレーション 基礎編

2019年2月24日(日) 10:00〜12:00

本学札幌サテライトキャンパス
/ 50名
受講 / 2,000円
当事者研究セミナー①

道民カレッジ連携講座

講演1対話としてのアクションメソッド −当事者研究の経験から−

精神保健福祉の領域でいま「対話」の持つ力が注目されています。対話とは、言葉のやり取りではなく、身体も含めたより人間の根源的な関係の在り方であり、北海道からはじまった当事者研究も、研究と言う営みを「研究者」ではなく、市民レベルで取り組んでいく対話的な実践活動として注目されています。この度は、当事者研究とプレイバックシアターとのコラボレーションの第三弾として、対話の視点から当事者研究の魅力と可能性を考えます。

向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学文学部社会福祉学科卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。社会福祉法人浦河べてるの家理事。
○専門研究分野/当事者研究、精神障害者リハビリテーション、メンタルヘルス・ソーシャルワーク

講演2プレイバックシアターの世界

前半の「当事者研究」についての学びを踏まえて、即興劇としてのプレイバックシアターの魅力を体験的に学びます。

東海林 義孝(プレイバック・ユー代表)

とうかいりん よしたか/1953年生まれ。97年からプレイバックシアターを始める。03年スクールオブプレイバックシアター日本校リーダーシップ卒業。北海道医療大学看護福祉学部の非常勤講師を務める他、精神科クリニックなどでもプレイバックシアターを取り入れたプログラムを実践している。

9当事者研究とプレイバックシアターのコラボレーション

2019年02月24日(日) 13:00〜16:00

本学札幌サテライトキャンパス
/ 50名
受講 / 2,000円
当事者研究セミナー②

道民カレッジ連携講座

講演1「自分の気持ち」を可視化する

プレイバックシアターは、「自分の気持ち」を観客と本人が相互に可視化し、その人の生きた物語から英知を共有するところに面白さがあります。そのことを皆さんと一緒に体験したいと思います。

奥田 かおり(本学看護福祉学部講師)

おくだ かおり/米国コロンビア大学School of Social Work 修士号取得。非常勤として札幌市若者支援総合センターの相談員、また札幌市内の母子生活支援施設でも相談員として勤める。12年より現職。
○専門研究分野/家族支援、プレイバックシアター

講演2当事者研究とプレイバックシアターのコラボレーション 実践編

参加者が自分の体験を語り、それをすぐに即興劇として演じるプレイバックシアターは、さまざまな領域で活用され、近年は当事者研究とのコラボが注目を集めています。実践編では、参加者がグループに分かれてオープンスタイルの当事者研究を体験した後に、プレイバックシアターを実際に経験します。

内田 梓(プレイバック・ユー)

うちだ あずさ/1981年生まれ。北海道医療大学看護福祉学部臨床福祉学科卒業。精神科病院、精神科クリニックでソーシャルワーカーとして実践する傍ら、プレイバックシアターを学び、精神科臨床ばかりではなく、教育分野でも活躍している。
○専門研究分野/当事者研究、プレイバックシアター

10誰もが暮らしやすい地域を考える

2019年3月3日(日) 10:00〜12:00

本学札幌サテライトキャンパス
/ 50名
受講 / 2,000円
発達障がいセミナー①

道民カレッジ連携講座

講演1地域を考えるソーシャルワークの視点

共生社会、地域包括ケアシステムなど、障がい等に関係なく、誰もが暮らしやすい社会、地域づくりが進められています。そのような中で、人や環境に働きかけ、多様な社会資源を活用・開発していくソーシャルワークの機能が重要視されてきています。今回は障がいや発達障がいがあった場合でも暮らしやすい地域を作っていくにあたり、ソーシャルワークの視点から考えていきます。

近藤 尚也(本学看護福祉学部助教)

こんどう なおや/1983年生まれ。北海道教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。06年北海道教育大学岩見沢校生涯教育課程卒業。12年同大学院修了。05年より北海道社会福祉事業団福祉村、06年より社会福祉法人わらしべ会、13年社会福祉法人北翔会を経て14年より現職。
○専門研究分野/障がい者の余暇、スポーツ支援を中心とした障がい福祉

講演2相談支援事業所の役割とソーシャルワークの視点 

共生社会、地域包括ケアシステムなど、誰もが暮らしやすい地域づくりが進められる中で、あらためてソーシャルワークの機能が重視されています。この度は、相談支援事業所の役割をソーシャルワークの視点から考えていきます。

國松 直人(胆振圏域障がい者総合相談センター るぴなす 地域づくりコーディネーター)

くにまつ なおひと/1981年生まれ。北海道社会福祉事業団入職。同法人太陽の園、だて地域生活支援センターを経て、現職。

11地域におけるピアサポートを考える

2019年3月3日(日) 13:00〜16:00

本学札幌サテライトキャンパス
/ 50名
受講 / 2,000円
発達障がいセミナー②

道民カレッジ連携講座

講演1いま、なぜピアサポートか −自助活動としてのピアサポート−

“ピア”とは、「仲間」を意味し、ピアサポートとは「仲間同士の支えあい」と考えることができます。このたびは、ピアサポート活動の歩みと世界の動向を振り返りながら、サポーターの皆さんに発達障がい領域における取組を紹介していただきます。

向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学文学部社会福祉学科卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。社会福祉法人浦河べてるの家理事。
○専門研究分野/当事者研究、精神障害者リハビリテーション、メンタルヘルス・ソーシャルワーク

講演2地域におけるピアサポートについて

札幌市の相談支援事業所配置のピアサポーターは様々な障がいを持つ当事者が、自らの経験・体験をもとに障がいのある方や関係者などのニーズに応じて、問題解決に向けて活動を行っています。本講座では、地域における障がい者・発達障がい者のピアサポートを実践しているピアサポーターから、これまで取り組んできた活動やこれからの活動について報告していただきます。

近藤 尚也(本学看護福祉学部助教)

こんどう なおや/1983年生まれ。北海道教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。06年北海道教育大学岩見沢校生涯教育課程卒業。12年同大学院修了。05年より北海道社会福祉事業団福祉村、06年より社会福祉法人わらしべ会、13年社会福祉法人北翔会を経て14年より現職。
○専門研究分野/障がい者の余暇、スポーツ支援を中心とした障がい福祉