▼ からだと心のケアに関する講座

1当事者研究による知識と技術のco-production

2017年9月16日(土)10:00~12:00

ACU研修室1606
/ 100名(申込先着順)
受講 / 無料
■ 参加資格 / 看護・福祉関連職および関心のある方
主催/北海道医療大学看護福祉学部同窓会

道民カレッジ連携講座

ASDとは「社会的コミュニケーションと社会的相互作用における持続的な欠損」と「行動、興味、活動の限局的かつ反復的なパターン」という二つの特徴で定義される神経発達障害です。本講演ではこれまでに得られた当事者研究の具体的知見の一部も紹介します。

向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害者リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。社会福祉法人浦河べてるの家理事。

熊谷 晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター「当事者研究分野」准教授)

くまがい しんいちろう/東京大学先端科学技術研究センター准教授、小児科医。新生児仮死の後遺症で脳性マヒに。以後車いす生活となる。東京大学医学部医学科卒業後、千葉西病院小児科、埼玉医科大学小児心臓科での勤務。東京大学大学院医学系研究科博士課程での研究生活を経て、現職。専門は、小児科学、当事者研究。主な著作に、「リハビリの夜」、「発達障害当事者研究」(共著)、「つながりの作法」(共著)、「痛みの哲学」(共著)など。

2ロコモ症候群を運動療法で克服しましょう

2017年10月14日(土)15:00~16:30

地域包括ケアセンター 研修室
/ 50名
受講 / 無料

道民カレッジ連携講座

ロコモ症候群は運動器(足腰)の病気や衰えにより、日常生活が不自由となり、転倒や骨折を誘発する疾患です。今回の講義では、ロコモ症候群の治療手順を理学療法士が実践を交えて解説し体験していただきます。

青木 光広(本学リハビリテーション科学部教授)

あおき みつひろ/1954年生まれ。札幌医科大学大学院医学研究科博士課程(整形外科学)修了。97年札幌医科大学医学部整形外科学講座講師、99年札幌医科大学保健医療学部准教授、09年札幌第一病院整形外科・副院長・理事を経て、14年より現職。専門は整形外科学、解剖学、運動学、運動器バイオメカニクス。著書に、『モーション解剖アトラス』、『体の機能と運動療法』。

山根 将弘(北海道医療大学病院リハビリテーション室理学療法士)

やまね まさひろ/2008年札幌医科大学保健医療学部理学療法学科卒業。本学大学院リハビリテーション科学研究科修士課程修了。08年社会医療法人孝仁会札幌第一病院を経て、15年より現職。

河治 勇人(北海道医療大学病院リハビリテーション室理学療法士)

かわじ はやと/2012年札幌医科大学保健医療学部理学療法学科卒業。17年本学大学院リハビリテーション科学研究科修士課程修了。12年医療法人社団 髙橋整形外科クリニックを経て、16年より現職。

3認知症の理解と予防 ~あなたと大切な人のためにできること~

2017年10月14日(土)14:00〜16:00

札幌サテライトキャンパス
/ 50名
受講 / 700円

道民カレッジ連携講座

認知症を知らずに漠然な不安に陥ることはありませんか?認知症の正しい知識や認知症の人との関わり方を知ること、また、脳を健康な状態に保つために日々できることについて一緒に考えてみませんか?

澤田 萌(江別すずらん病院 認知症疾患医療センター主任)

さわだ もえ/1987年生まれ。本学看護福祉学部卒業。本学大学院看護福祉学研究科老年看護学専攻修士課程修了。09年JA北海道厚生連札幌厚生病院、12年医療法人風のすずらん会江別すずらん病院を経て、17年より現職。専門は、認知症ケア。保健師、老人看護専門看護師。

菅原 昌子(手稲渓仁会病院総合内科病棟主任)

すがわら しょうこ/1972年生まれ。本学大学院看護福祉学研究科老人看護専攻修士課程修了。日本医科大学多摩永山病院 高度救命救急センター、麻生脳神経外科病院を経て、10年より現職。専門は、急性期領域、老人看護学、老人専門看護師。

4がんと向き合い自分らしい生活を送るために
~がんの診断から治療中に体験すること~

2017年11月4日(土)14:00~16:00

札幌サテライトキャンパス
/ 50名
受講 / 700円

道民カレッジ連携講座

がんと診断されると、患者さんと家族にとってがんは突然身近な問題になります。自分のがんに向き合い、納得して治療を受けるために役立つ情報をお伝えしたいと思います。

佐藤 いづみ(社会福祉法人北海道社会事業協会小樽病院外来看護師長)

さとう いづみ/1969年生まれ。本学大学院看護福祉学研究科看護学専攻修士課程修了。94年社会福祉法人北海道社会事業協会小樽病院、97年手稲渓仁会病院、99年社会福祉法人北海道社会事業協会小樽病院入職、10年より看護師長着任。がん看護専門看護師,乳がん看護認定看護師。

石井 奈奈(手稲渓仁会病院消化器病センター血液内科病棟師長)

いしい なな/1975年生まれ。本学大学院看護福祉学研究科修了。97年手稲渓仁会病院呼吸器内科・胸部一般外科病棟。03年から消化器外科病棟看護主任。その後婦人科病棟、眼科病棟、消化器病センターを経て、17年より現職。専門は、がん看護学。がん看護専門看護師。

5生活習慣病の予防と進行を防ぐ暮らしのコツ
~アタマとカラダを一緒に動かす~

2017年11月11日(土)14:00~16:00

札幌サテライトキャンパス
/ 50名
受講 / 700円

道民カレッジ連携講座

糖尿病や脳卒中などの生活習慣病になりにくいカラダづくりをしませんか?毎日の生活で役立つ食事や運動について紹介します。また、患者さんにとってよりよい医療を提供できるような研究についてお話しします。

高山 望(北海道科学大学 保健医療学部 看護学科 講師)

たかやま のぞみ/1972年生まれ。16年聖隷クリストファー大学大学院看護学研究科博士後期課程修了。94年社会福祉法人聖隷福祉事業団聖隷三方原病院、04年医療法人禎心会札幌禎心会病院、07年北海道大学大学院保健科学研究院(助手~助教)を経て、14年より現職。専門は、臨床看護学、リハビリテーション看護学、脳神経看護、高次脳機能障害。慢性疾患看護専門看護師、12年日本慢性看護学会学会賞受賞。著書に「進化する慢性病看護-不確かさのなかにある病いのプロセスをともに歩む」。

6知っていますか? 緩和ケアのこと

2017年11月25日(土)14:00~16:00

札幌サテライトキャンパス
/ 50名
受講 / 700円

道民カレッジ連携講座

「緩和ケア」というと末期の人が受けるものというイメージを持つ方が、まだまだ多いようです。緩和ケアはがんと診断された時から治療と共に受けるケアです。自分や大切な家族の“もしもの時”のために、緩和ケアについて一緒に考えてみませんか?

納谷 さくら(医療法人東札幌病院緩和ケア病棟 がん看護専門看護師)

なや さくら/1978年生まれ。東北大学大学院医学系研究科保健学専攻がん看護学分野修了。武蔵野赤十字病院、日本赤十字社医療センター、榊原記念病院、東北大学大学院修了を経て、13年より現職。専門は、がん看護、緩和ケア。

7上手な救急外来のかかり方 ~病院の探し方から受診の方法まで~

2017年12月2日(土)14:00~16:00

札幌サテライトキャンパス
/ 50名
受講 / 700円

道民カレッジ連携講座

救急外来で長時間待たされた、冷たくされた、一日分しか薬をもらえなかったなどの不満を聞くことがあります。救急車を呼ぶほどではないけど、病院にかかりたい時、どのように病院を探して、受診したらよいのか、お話ししたいと思います。

伊波 久美子(砂川市立病院救急外来看護師長)

いなみ くみこ/1964年生まれ。札幌医科大学大学院保健医療学研究科看護学専攻博士課程前期修了(看護学修士)。86年滝川市立病院、07年砂川市立病院入職。16年より現職。専門は、救急看護、重症患者看護。急性・重症患者看護専門看護師。

8在宅での看取りについて ~自分と家族のために必要な若い時からの知識~

2017年12月9日(土)14:00~16:00

札幌サテライトキャンパス
/ 50名
受講 / 700円

道民カレッジ連携講座

人生の締めくくりの時期をどのように自分らしく生き、家族とともに暮らしていくことができるのか・・住み慣れた自宅で心穏やかに過ごすために、終末期の身体的変化の知識、家族の関わりや在宅医療・ケアサービスについてもお伝えします。

鹿内 あずさ(北海道文教大学人間科学部看護学科教授)

しかない あずさ/1967年生まれ。本学看護福祉学部卒業。本学大学院看護福祉学研究科看護学専攻(地域看護)専門看護師課程修了。15年より現職。専門は在宅ケア、在宅看護、訪問看護、遠隔看護、認知症の看護、看取りの看護、在宅看護学教育、等。看護師、保健師、介護支援専門員、地域看護専門看護師。著書(共著)に『在宅看護学講座』、『医療事前指示書』、『専門看護師のチカラ』など。

9北洋銀行市民医療セミナー「今年の医療のトピックスと解説」

2017年12月13日(水)15:00~16:00

北洋大通センター4階セミナーホール
/ 120名(申込先着順)
受講 / 700円
共催/北洋銀行

お問い合わせ先/北洋銀行ソリューション部
TEL011-261-2579・FAX011-261-2503

医療の進歩は年々著しいので皆さんが新聞、テレビなどを通してそれを理解することはきわめて難しいと思います。この講演では、1年間の医療界の動きをわかりやすく解説し、皆さんの役に立つ情報を提供したいと思います。

浅香 正博(本学学長)

あさか まさひろ/1948年生まれ。72年北海道大学医学部医学科卒業。80年医学博士号取得。83年北海道大学医学部附属病院講師。94年北海道大学医学部教授。05年北海道大学病院副院長、07年同院長、08年北海道大学大学院医学研究科がん予防内科学講座特任教授、15年本学副学長を経て、現職。専門は内科学。医学博士。

10潜在意識とさらにその奥にある領域の治療へ応用

2018年2月4日(日)13:30~15:40

札幌サテライトキャンパス
/ 100名
受講 / 一般の方は無料
認定薬剤師研修として受講する場合2,000円
なお、受講料は当日会場にて承ります。
後援/北海道薬剤師会、日本東洋医学会
※北海道医療大学薬学部支援センター認定研修

道民カレッジ連携講座

オーリングテストという医学的検査、ホ・オポノポノという潜在意識を利用した問題解決法の紹介を中心として、病気の治療と人生をより豊かにするためにこれらをどう役立てるのかお話ししたいと思います。

今井 浩之(いまい内科クリニック院長)

いまい ひろゆき/1960年生まれ。86年防衛医科大学校卒業。防衛医大病院、自衛隊中央病院、国家公務員組合共済連合会三宿病院、帯広の自衛隊第5師団衛生隊などに勤務。92年、自衛隊退職後、代理診療所長や病院勤務をしながら、漢方、鍼灸、オーリングテスト、気功術を学ぶ。96年より現職。漢方薬、オーリングテストを日常診療に取り入れ、治りにくい病気の治療に取り組む。日本内科学会認定医、日本東洋医学会専門医、日本バイ・ディジタルO-リングテスト医学会認定医(3段)、日本統合医療学会所属。

11プレイバックシアターで、当事者研究を体験しよう

2018年2月10日(土)10:00~12:00

札幌サテライトキャンパス
/ 50名(申込先着順)
受講 / 2,000円
■ 参加資格 / 福祉関連職および一般の方

道民カレッジ連携講座

【講演1】当事者研究は頭でしない、身体でする

「当事者研究とプレイバックシアターとコラボレーション」の第二弾として、昨年に引き続き「仲間の力」「語る力」「研究の力」の三つの要素から成り立つ当事者研究の魅力と可能性を「身体論」の視点から考えます。

向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害者リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。社会福祉法人浦河べてるの家理事。

【講演2】プレイバックシアター入門

即興劇としてのプレイバックシアターの魅力を体験的に演習を通じて学びます。

東海林 義孝(プレイバック・ユー代表)

とうかいりん よしたか/1953年生まれ。03年スクールオブプレイバックシアター日本校リーダーシップ卒業。97年からプレイバックシアターを始める。北海道医療大学看護福祉学部の非常勤講師を務める他、精神科クリニックなどでもプレイバックシアターを取り入れたプログラムを実践している。

12プレイバックシアターで、当事者研究を深く知ろう

2018年2月10日(土)13:00~16:00

札幌サテライトキャンパス
/ 50名(申込先着順)
受講 / 2,000円
■ 参加資格 / 福祉関連職および一般の方

道民カレッジ連携講座

【講演1】オープンスタイルの当事者研究体験

最も理想的な当事者研究は、「お茶の間」でわいわいするときの自由自在なイメージのスタイルです。「混沌とした秩序」ともいうべき、オープンスタイルの当事者研究を体験していただきます。

向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害者リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。社会福祉法人浦河べてるの家理事。

【講演2】当事者研究とプレイバックシアターのコラボレーション

オープンスタイルの当事者研究を体験した後、プレイバックシアターを実際に展開します。

内田 梓(プレイバック・ユー)

うちだ あずさ/1981年生まれ。03年本学看護福祉学部卒業。精神科病院、精神科クリニックで精神保健福祉士として働く傍ら、プレイバックシアターを学び、精神科臨床や教育分野でも活躍。専門は、当事者研究、プレイバックシアター。

13発達障がいセミナー ~「敏感すぎる」という生きづらさ〜

2018年2月18日(日)10:00~12:00

札幌サテライトキャンパス
/ 50名(申込先着順)
受講 / 2,000円
■ 参加資格 / 福祉関連職および一般の方

道民カレッジ連携講座

10:00~10:30
【講演1】発達障がい当事者研究の動向

精神障がいなどを持つ人の自助活動として広がりを持つ当事者研究において、「発達障害当事者研究」は、当事者研究に学問的な研究の領域を広げるパイオニアとしての役割を果たしてきました。今回は、その動向を紹介したいと思います。

向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害者リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。社会福祉法人浦河べてるの家理事。

10:30~12:00
【講演2】「敏感すぎる」という生きづらさの当事者研究

関心を集めている「敏感すぎる-Highly Sensitive Persons(HSP)」という生きづらさは、その傾向を持つ人の暮らしや人生にさまざまな困難をもたらすと同時に、一つの可能性としての側面を持っています。このたびは、そのHSPという概念の生まれた経緯と現状、その可能性を考えます。

長沼 睦雄(十勝むつみのクリニック院長)

ながぬま むつお/1955年生まれ。北海道大学医学部卒業。脳外科研修を経て神経内科を専攻し日本神経学会認定医の資格を取得。北海道大学大学院にて生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向。道立札幌療育センターにて13年間小児精神科医として勤務。その後、道立緑ケ丘病院精神科を経て、現職。HSPの臨床経験を持ち、心の問題に対し、脳や身体など多方面から取り組んでいる。

14“敏感さ”の当事者研究の発表とシンポジウム

2018年2月18日(日)13:30~16:00

札幌サテライトキャンパス
/ 50名(申込先着順)
受講 / 2,000円
■ 参加資格 / 福祉関連職および一般の方

道民カレッジ連携講座

13:30〜15:00
【発表会】“敏感さ”の当事者研究(4題予定)

向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害者リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。社会福祉法人浦河べてるの家理事。

15:00〜
【シンポジウム】“敏感さ”を生きる

近藤 尚也(本学看護福祉学部助教)

こんどう なおや/1983年生まれ。06年北海道教育大学岩見沢校生涯教育課程卒業。12年同大学院修了。05年北海道社会福祉事業団福祉村、06年社会福祉法人わらしべ会、13年社会福祉法人北翔会を経て、14年より現職。専門は障害者の余暇・スポーツを中心とした障害福祉。修士(教育学)。

加茂 佳代子(十勝むつみのクリニック)

かも かよこ/1962生まれ。85年札幌市立高等看護学院卒業、市立札幌病院で看護師として勤務後、12年本学看護福祉学部臨床福祉学科卒業を経て、現職。看護師、社会福祉士、精神保健福祉士。

15口から食べられる理想に向かって

2018年3月10日(土)14:00~17:00

北海道経済センター8F Aホール
/ 200名
■ 参加資格 / 医師、薬剤師、歯科医師、歯科衛生士、
言語聴覚士、看護師、介護福祉士
その他興味のある一般の方

道民カレッジ連携講座

【講演1】糖尿病の食事療法 VS 美味しい食事・楽しい食事

小松 信隆(株式会社ウェルネスプランニング札幌代表取締役・管理栄養士)

こまつ のぶたか/1970年生まれ。藤女子大学大学院食物栄養学専攻修士課程修了。札幌社会保険総合病院勤務を経て、05年株式会社ウェルネスプランニング札幌を設立し代表取締役に就任、現在に至る。管理栄養士。北海道コンサドーレ札幌管理栄養士、ノルディーア北海道管理栄養士。札幌国際大学大学院、天使大学など、道内多数の大学・専門学校の非常勤講師を兼務。栄養に関する知識の普及と育成活動に関するセミナー多数。著書に、『小児栄養-実践書-』(共著)、『生涯スポーツと運動の科学』(共著)。

【講演2】高齢者の「食べる力」を見える化する ~多職種の共通認識と地域包括の視点から~

高齢者のEvidence-based medicineとNarrative-based medicineにおいて査証重視から物語重視へとパラダイムシフトする食支援は大切です。「食べる力」を5つの視点から分析し、食形態の選択や機能的安全性、心理的満足に役立てる取り組みについて報告します。

長谷 剛志(公立能登総合病院 歯科口腔外科診療部長)

はせ たかし/1975年生まれ。01年本学歯学部卒業、04年金沢大学大学院医薬保健学総合研究科外科系医学領域博士課程修了。09年公立能登総合病院歯科口腔外科医長を経て、15年より現職。金沢大学大学院医薬保健学総合研究科非常勤講師、「食力の会」代表、市立輪島病院歯科口腔外科非常勤医師、石川県立田鶴浜高校衛生看護科非常勤講師を兼務。日本口腔外科学会専門医、日本口腔科学会認定医、日本老年歯科医学会認定医・指導医。01年デンツプライ賞、06年日本口腔腫瘍学会学会賞、07年日本口腔科学会優秀論文賞、15年全国国保地域医療学会優秀研究賞などを受賞。著書に『オーラルマネジメントの実務』(共著)、『知っておきたい!摂食・嚥下評価と治療の進歩』(共著)、『シニア世代のお口を守り健康長寿に導くプロを目指そう』(共著)、『必ず役立つ介護食』(監修)