主Ⅱ-1北海道医療大学セミナーⅡ
生薬の可能性を学び、キャンパスの植物を観察してみよう。
薬草園を見る会

【定員】 200名(申込先着順)
【受講料】 無料
【受付】 10:00からP-1講義室前

2017年6月17日(土)10:30〜16:00 (講演10:30〜12:30・薬草園見学13:30〜16:00)

開講会場 : 本学(当別キャンパス)

〈特別講演〉
10:30〜12:30
紫染と薬用としての世界のムラサキ科植物
A purple trail around the world: purple-dyeing and medicinal Boraginaceae

紫色の染料原料や薬用としてムラサキ科の植物が利用されます。これらのムラサキ科植物は数種類あり、ヨーロッパ、中東、日本などにそれぞれ分布しています。世界各地のムラサキ科植物の利用方法やその歴史などについてご紹介します。

Dominique Cardon
(フランス国立科学研究センター(CNRS)名誉研究ディレクター/名誉シニア研究員)

ドミニク カルドン/ 1947年生まれ。90年モンペリエ第2大学、フランス歴史学博士。96年社会科学高等研究院(EHESS)、フランス ハビリテーション研究。91年フランス国立科学研究センター(CNRS)入所。専門は、染色学、織物学、考古学。フランス共和国レジオンドヌール勲章受章、ユネスコメダル受賞、CNRSシルバーメダル受賞。

13:30〜16:00
薬草園見学
(薬用木キハダの皮剥の実演 13:30〜14:30)

1985年に薬学教育と研究の目的で設立された薬草園を見学します。薬草園の全敷地面積は標本園、栽培園を合わせて3,900m2あります。標本園、栽培園には主に北方系の薬用植物を中心に約190種、温室内に熱帯、亜熱帯性の植物約200種を保有しています。また、薬草園に隣接する北方系生態観察園は、現在までに524種類の植物が自生していることが確認されています。
時間内は薬草園および北方系生態観察園を自由に見学いただけます。ホームページ(http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~yakusou/)で薬草園の保有する草花を紹介しています。ご覧ください。