後-3医療・介護の現状と未来、そこに関わる看護福祉専門職の役割。
看護福祉学部同窓会セミナー
〈看護福祉学部同窓会主催〉

【参加資格】 看護・福祉関連職および関心のある方
【定員】 100名(申込先着順)
【受講料】 無料

※今後の開催は、詳細が決定次第、随時ホームページにてご案内いたします。

1回 2017年5月27日(土)14:00〜16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

現代の貧困問題~子どもから高齢者~

現代の社会問題の一つである貧困問題について、子どもの貧困、若者の貧困、高齢者の貧困までの現状を概観することを通して課題提起を行います。

講師:大友 芳恵(本学看護福祉学部教授)

おおとも よしえ/ 1957年生まれ。北海道大学大学院教育学研究科教育学専攻博士課程修了。特別養護老人ホーム主任生活指導員、97年札幌医療福祉専門学校介護福祉学科専任教員、02年本学看護福祉学部講師、06年同助教授、07年同准教授を経て、現職。専門は、低所得、ソーシャルワーク、高齢者福祉。社会福祉士。

シンポジスト:吉見 香(社会福祉法人北翔会 札幌乳児院 児童家庭支援センター センター長)

よしみ かおり/ 1963年生まれ。北海道大学教育学院教育学修士課程修了。86年北海道児童相談所(釧路、岩見沢)相談員及び判定員として勤務、10年北翔会札幌乳児院児童家庭支援センター相談員、16年同センター長、17年より現職。専門は、児童福祉、子どもの貧困。社会福祉士。

シンポジスト:飯沼 舞(足寄町役場 福祉課総合支援相談室 地方包括支援センター担当 主査)

いいぬま まい/ 1975年生まれ。本学看護福祉学部看護学科卒業。99年医療法人社団三意会我妻病院、99年足寄町役場入職、12年より現職。看護師、保健師、ケアマネジャー、認知症ケア専門士。

2回 2017年9月16日(土)10:00〜12:00

開講会場 : ACU研修室1606

【web講演】当事者研究による知識と技術のco-production

ASDとは「社会的コミュニケーションと社会的相互作用における持続的な欠損」と「行動,興味,活動の限局的かつ反復的なパターン」という二つの特徴で定義される神経発達障害です。本講演ではこれまでに得られた当事者研究の具体的知見の一部も紹介します。

座長:向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害者リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。社会福祉法人浦河べてるの家理事。

講師:熊谷 晋一郎(東京大学先端科学技術研究センター「当事者研究分野」准教授)

くまがい しんいちろう/東京大学先端科学技術研究センター准教授、小児科医。新生児仮死の後遺症で脳性マヒに。以後車いす生活となる。東京大学医学部医学科卒業後、千葉西病院小児科、埼玉医科大学小児心臓科での勤務。東京大学大学院医学系研究科博士課程での研究生活を経て、現職。専門は、小児科学、当事者研究。主な著作に、「リハビリの夜」、「発達障害当事者研究」(共著)、「つながりの作法」(共著)、「痛みの哲学」(共著)など。