主Ⅲ-4北海道医療大学セミナーⅢ
発達障がい児・者の自立や、支える家族の支援について知ろう。
発達障がいセミナー

【参加資格】 福祉関連職および一般の方
【定員】 50名(申込先着順)
【受講料】 受講料:2,000円
振込期限:11月11日(金)

2016年11月27日(日)13:00〜16:30

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

障害者の権利保障並びに共生について

本講座では、「障害者の権利保障並びに共生」という多くの市民が共有し、目標としてきたテーマとひとつの事件をめぐって、障害者福祉施設の現場、当事者の立場、研究者の立場から発言をしていただき、参加者と主に意見を交わしたいと思います。

  • 【講演 1】
    障害者施設入所者殺傷事件の衝撃
  • 佐々木 明員(元本学看護福祉学部准教授)
  • 【講演 2】
    知的障害者の権利擁護の現状と課題
    ~知的障害者福祉から~
  • 山本 家弘(やまと郭公の里統括施設長)
  • 【講演 3】
    当事者体験とピ-プルファースト運動から
  • 土本 秋夫(ピープルファーストジャパン副会長)
  • 【講演 4】
    障害者殺傷事件の教訓と課題
    ~精神保健福祉の立場から今後の障害者福祉と共生を考える~
  • 佐々木 敏明(本学客員教授)

佐々木 明員(元本学看護福祉学部准教授)

ささき はるかず/北星学園大学文学部社会福祉学科卒業。知的障害者総合援護施設北海道立太陽の園発達援助センター主査、知的障害児施設・知的障害者更生施設等の学園長、肢体不自由児療護施設北海道立白糠学園長、08年〜13年まで本学看護福祉学部准教授。専門は障害者福祉、発達障害児・者支援、解法障害者支援、特別支援教育。

山本 家弘(やまと郭公の里統括施設長)

やまもと いえひろ/北星学園大学卒業。知的障がい者総合援護施設北海道立太陽の園、静内ペテカリの園を経て、現職。社会福祉士。豊浦豊和会常務理事・統括施設長、日本知的障害者福祉協会人権・倫理委員会副委員長、同知的障がい者の意思決定支援等に関する委員会委員、北海道知的障がい福祉協会権利擁護委員会委員長・理事。

土本 秋夫(ピープルファーストジャパン副会長)

つちもと あきお/1996年以降数カ国を歴訪し、ピープルファースト運動を学び、ピープルファースト北海道、ピープルファーストジャパンの結成に尽力。第6回国連障害者の権利条約特別委員会に参加。09年小規模作業所共生舎・ココロ代表就任を経て、現職。社会福祉法人当麻かたるべの森地域自立生活応援センター共生舎(就労B型)共同代表、ピープルファースト北海道会長。障がい当事者の国政参加として北海道障害者会議、内閣府障がい者制度改革推進会議、総理大臣任命の障害者政策委員会の各委員を務めている。

佐々木 敏明(本学客員教授)

ささき としあき/1967年北星学園大学文学部卒業。67年室蘭市立総合病院PSW、70年国立武蔵療養所PSW、72年北海道立精神衛生センターPSW、87年北海道保健環境部保健予防課・生活福祉部障害福祉課、93年東日本学園大学(現北海道医療大学)看護福祉学部教授、99年東北文化学園大学医療福祉学部教授、03年聖隷クリストファー大学社会福祉学部教授を経て、13年より現職。