北海道医療大学セミナーⅢ
当事者研究を通じて、理解や支援、可能性の伸ばし方を考えよう。
当事者研究セミナー
【参加資格】 | 福祉関連職および一般の方 |
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【定員】 | 50名(申込先着順) |
【受講料】 | シリーズ受講料:4,500円(各回:2,000円) ※1・2回のみ受講される場合3,000円 シリーズ受講料振込期限:12月26日(月) |
1・2回 2017年1月22日(日)10:00〜12:00 13:00〜16:00
開講会場 : 札幌サテライトキャンパス
当事者研究とプレイバックシアターのコラボレーション
※1回目、2回目のみの参加も可能です。
【 1回 】理論編 10:00〜12:00
日常生活の中から身近なテーマを取り上げ、自ら研究する実践活動である当事者研究は、各方面から注目され、広がりつつある中で、「当事者研究のやり方」についての研究や見当も活発になっています。その中で、注目されているのが参加者の体験を即興劇として演じる(プレイバックする)プレイバックシアターとコラボレーションです。当事者研究と、当事者研究の持ち味を、活かしより深める手立てとしてのプレイバックシアターが手を結ぶことの意義について共に学ぶ時としたいと思います。
- 【講演 1】
当事者研究とプレイバックシアターのコラボレーションの意義 - 向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)
- 【講演 2】
プレイバックシアターの可能性 - 東海林 義孝(プレイバック・ユー代表)
【 2回 】実践編 13:00〜16:00
「当事者研究のやり方」についての研究や見当も活発になっています。その中で、注目されているのが参加者の体験を即興劇として演じる(プレイバックする)プレイバックシアターとコラボレーションです。実験的なワークショップをともに体験したいと思います。
- 【演 習】
当事者研究とプレイバックシアターのコラボレーション - 奥田 かおり(本学看護福祉学部講師)
- 東海林 義孝(プレイバック・ユー代表)
向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)
むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害者リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。社会福祉法人浦河べてるの家理事。
東海林 義孝(プレイバック・ユー代表)
とうかいりん よしたか/1997年からプレイバックシアターを始める。03年スクールオブプレイバックシアター日本校リーダーシップ卒業。北海道医療大学看護福祉学部の非常勤講師を務める他、精神科クリニックなどでもプレイバックシアターを取り入れたプログラムを実践している。
奥田 かおり(本学看護福祉学部講師)
おくだ かおり/University of Michigan B.A. in Psychology 学士取得。 Columbia University School of Social Work 修士取得。2012年より現職。スクール・オブ・プレイバックシアター日本校中級コースプラクティス修了。プレイバック・ユーのメンバーとしても活動。
3回 2017年3月5日(日)13:00〜16:00
開講会場 : 札幌サテライトキャンパス
越境する当事者研究
〜当事者研究の時代における専門性を考える〜
- 【講演 1】
専門家と当事者の協同を考える - 小山内 美智子(自立生活センターNPO法人札幌いちご会理事長)
- 【講演 2】
当事者研究の時代における専門性 - 向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)
- 【当事者研究セッション】
当事者研究の時代に専門家であること - コーディネーター/向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)
小山内 美智子(自立生活センターNPO法人札幌いちご会理事長)
おさない みちこ/1977年、重度障害を持ち介助を必要とする人たちの自立生活を支援する札幌いちご会を設立。99年には、身体に障害を持つ人たちが自立生活を体験できる施設「アンビシャス」を設立。同施設長を経て、現職。
向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)
むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害者リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。社会福祉法人浦河べてるの家理事。