北海道医療大学セミナーⅢ
医療関連職者向け。嚥下障害についての対応と理解を深めよう。
言語聴覚療法学科セミナー
【参加資格】 | 医師、言語聴覚士、
作業療法士、理学療法士などの
医療関連職の方 ※医療関連職能人向けの講座となります。 |
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【定員】 | 100名(申込先着順) |
【受講料】 | 無料 |
2016年7月23日(土)13:00〜17:00
開講会場 : ACU研修室1606
嚥下障害と地域連携
〜歴史を踏まえて〜
嚥下障害は古くて新しい問題です。医学が発展する前は食べられなくなると死が訪れました。治療法が進歩しPEGなどで命が救われるようになりましたが、口から食べることと肺炎のせめぎあいが医療者のジレンマになっています。それは病院から、施設、在宅へと繋がっています。この問題に関して演者の実践に基づいた考えを述べたいと思います。
藤島 一郎 (社会福祉法人 聖隷福祉事業団 浜松市リハビリテーション病院病院長)
ふじしま いちろう/1953年生まれ。75年東京大学農学部林学科卒業。82年浜松医科大学医学部医学科卒業。同年浜松医科大学医学部附属病院脳神経外科医員、88年東京大学医学部附属病院リハビリテーション部医員、89年聖隷三方原病院理学診療科医長、95年同リハビリテーション診療科科長、02年同リハビリテーションセンター長を経て、08年より現職。専門は、リハビリテーション医学、嚥下障害。日本嚥下医学会理事長相談役。学校法人聖隷学園評議員など。著書に『疾患別に診る嚥下障害(医歯薬出版、12年)』など多数。医学博士。
嚥下障害 症例を通して連携を考える
嚥下障害の治療には、院内のみならず地域においても連携が必要不可欠です。臨床で経験した症例を通して、嚥下リハビリテーションと多職種連携の実際について述べさせて頂きます。
森脇 元希 (聖隷三方原病院リハビリテーション部)
もりわき もとき/1980年生まれ。川崎医療福祉大学医療技術学部感覚矯正学科言語聴覚専攻卒業。04年より現職。言語聴覚士。