主Ⅱ-1北海道医療大学セミナーⅡ
生薬の可能性を学び、キャンパスの植物を観察してみよう。
薬草園を見る会

【定員】 200名(申込先着順)
【受講料】 無料
【受付】 11:30からP-1講義室前

2016年6月18日(土)12:30〜16:00 (講演12:30〜14:10・薬草園見学14:30〜16:00)

開講会場 : 本学(当別キャンパス)  ※P-1講義室

〈特別講演〉
13:10〜14:10
国際的な生薬資源の調査・開発と品質の多様性の解析

生薬の持続的利用を目指して、アジア各地で生薬の資源植物の現状調査と代替品の開発、並びに収集した植物・生薬の遺伝子解析と成分分析を行っています。カンゾウ、ダイオウ、シャクヤク、エゾウコギについて、調査研究の成果を、国内栽培研究をも含めて紹介します。

小松 かつ子 (富山大学和漢医薬総合研究所教授)

こまつ かつこ/1956年生まれ。富山医科薬科大学大学院薬学研究科博士後期課程(医療薬科学専攻)修了。中華人民共和国南京薬学院(現中国薬科大学)客員研究員、富山医科薬科大学和漢薬研究所資源開発部門文部技官、同助手、富山医科薬科大学和漢薬研究所附属薬効解析センター助教授、同センター長、富山医科薬科大学和漢薬研究所資源開発部門生薬資源科学分野教授、富山医科薬科大学和漢医薬学総合研究所民族薬物資料館館長を経て、05年より現職。専門は、生薬学、薬用植物学、比較民族薬物学。一般社団法人和漢医薬学会理事長。著書に『モンゴル国有用植物図鑑』、『仏教医学の道を探る』など。薬学博士。

10:00〜16:00
薬草園見学

1985年に薬学教育と研究の目的で設立された薬草園を見学します。薬草園の全敷地面積は標本園、栽培園を合わせて3,900m2あります。標本園、栽培園には主に北方系の薬用植物を中心に約190種、温室内に熱帯、亜熱帯性の植物約200種を保有しています。また、薬草園に隣接する北方系生態観察園は、現在までに524種類の植物が自生していることが確認されています。
時間内は薬草園および北方系生態観察園を自由に見学いただけます。ホームページ(http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~yakusou/)で薬草園の保有する草花を紹介しています。ご覧ください。