いざ、というときのために。最新の医療事情と対応・予防を学ぶ。
市民医療セミナー
〈北洋銀行共催〉
【定員】 | 120名(申込先着順) |
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【受講料】 | 無料 |
この講座のみ、011-261-2579(北洋銀行法人部)へお申込下さい
1回 2016年4月25日(月)18:00〜19:00
開講会場 : 北洋大通センター ※4階セミナーホール
脳神経外科から見た腰痛の診断と治療
腰痛は日常診療の中でもとりわけ多い主訴です。腰椎ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症は頻度の高い病気ですが、圧迫骨折、脊髄腫瘍など深刻な原因もあります。治療方法は保存治療が基本ですが、最近の薬、外科治療、さらには難治性の腰痛に対しての新しい治療についてもご紹介したいと思います。
飛騨 一利(麻生脳神経外科病院院長)
ひだ かずとし/1956年生まれ。81年北海道大学医学部医学科医学専門課程卒業。81年北海道大学医学部附属病院医員、88年カリフォルニア大学デイビス校客員研究員、91年北海道大学医学部附属病院助手、07年北海道大学診療教授を経て、13年より現職。専門は、神経外科学。医学博士。
2回 2016年5月12日(木)18:00〜19:00
開講会場 : 北洋大通センター ※4階セミナーホール
認知症にならないために
アルツハイマー病をはじめとする認知症の危険因子について、我が国の研究から、その対応法について説明します。また、認知症の診断や治療法における最近の知見についても紹介したいと思います。
中野 倫仁(本学心理科学部長)
なかの のりひと/1958年生まれ。北海道大学農学部卒業。札幌医科大学医学部卒業。札幌医科大学神経精神科講師を経て、99年札幌医科大学医学部神経精神科講師、02年本学心理科学部臨床心理学科教授、12年より現職。医学博士。
認知症の介護
認知症の人の暮らしにとって、周囲の人々の気配りがとても大切です。誰もができるちょっとした関わり方や環境の整え方の工夫が、苦悩に満ちた毎日ではなく、笑みがこぼれる日常に繋がることをお話します。
山田 律子(本学看護福祉学部教授)
やまだ りつこ/1966年生まれ。千葉大学看護学部卒業。東京大学大学院医学系研究科修士課程修了。本学大学院看護福祉学研究科博士課程修了。札幌市中央保健所訪問指導員、医療法人渓仁会西円山病院、ミネソタ大学大学院Visiting Scholar、本学看護福祉学部助手・講師・准教授を経て、09年より現職。看護学博士。
3回 2016年6月29日(水)18:00〜19:00
開講会場 : 北洋大通センター ※4階セミナーホール
日本の医療、北海道の医療
日本は他の先進諸国に先駆けて超高齢社会を迎えており、高齢者の健康保持に対する医療の在り方が問われています。我が国の医療の現状、並びに北海道の現状について示し、これから、どうすべきか考えてみたいと思います。
長瀬 清(北海道医師会会長)
ながせ きよし/1938年生まれ。69年北海道大学大学院医学研究科修了。同年、北海道大学医学部附属病院助手、76年同講師、83年医療法人社団長瀬内科医院院長を経て、07年より現職。専門は内科学。医学博士。
4回 2016年9月12日(月)18:00〜19:00
開講会場 : 北洋大通センター ※4階セミナーホール
北大病院のおいしい健康食とは?
健康長寿をめざすためには生活習慣病の予防が鍵となりますが、そのためにとりわけ重要となるのが食習慣の改善です。本講演では、できる限り最新の科学的根拠に基づいた食事療法についてご紹介したいと思います。
武田 宏司(北海道大学薬学部教授)
たけだ ひろし/1956年生まれ。80年北海道大学医学部医学科卒業。91年北海道大学大学院医学研究科修了。同年、米国ミシガン大学メディカルセンター内科研究員。94年北海道大学医学部附属病院助手、08年北海道大学大学院薬学研究院教授を経て、10年より現職。専門は内科学。医学博士。
5回 2016年10月24日(月)18:00〜19:00
開講会場 : 北洋大通センター ※4階セミナーホール
歯と歯ぐきの健康を維持するために
今回の講演では、歯を失う原因となる、う蝕と歯周病について、それらの有する全身の健康と生活の質への影響、および、それぞれの予防法と治療法について解説を加える予定です。健康な口腔の維持は、健康ライフへの入口です。
古市 保志(本学歯学部教授)
ふるいち やすし/1985年鹿児島大学歯学部卒業。同年、医療法人如水会佐久間歯科医院。98年イエテボリ大学にてOdont.Dr. (Ph.D.)取得。同年、鹿児島大学歯学部歯科保存学講座助手、03年鹿児島大学大学院医歯学総合研究科助教授を経て、04年より現職。専門は歯周歯内治療学。歯学博士。
6回 2016年12月5日(月)18:00〜19:00
開講会場 : 北洋大通センター ※4階セミナーホール
がん予防の最前線
がんの予防の原則は一次予防であることはいうまでもありませんが、はっきりした原因が同定できない食事や運動などの生活習慣に由来するがんの一次予防はきわめて難しいのが現状です。今回のセミナーではできる限りがんを遠ざけるための方法について一緒に考えてみたいと思います。
浅香 正博(本学学長)
あさか まさひろ/1948年生まれ。72年北海道大学医学部医学科卒業。80年北海道大学大学院医学研究科修了。83年北海道大学医学部附属病院講師。94年北海道大学医学部教授。05年北海道大学病院副院長、07年同院長、08年北海道大学大学院医学研究科がん予防内科学講座特任教授、15年本学副学長を経て、現職。専門は内科学。医学博士。