後-3医療・介護の現状と未来、そこに関わる看護福祉専門職の役割。
看護福祉学部同窓会セミナー
〈看護福祉学部同窓会主催〉

【参加資格】 看護・福祉関連職および関心のある方
【定員】 100名(申込先着順)
【受講料】 無料

2016年5月21日(土)14:00〜16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

地域包括ケアの今とこれから

2011年の介護保険法改正から国策として地域包括ケアシステムの推進が進められ、医療や介護の各々のサービスの質の向上だけでなく、シームレスな連携が非常に重要視されています。北海道医療大学では、「地域包括ケア体制」の核となる在宅医療・介護を担う人材の養成、高齢者ケア・認知症ケアに関する研究、質の高い在宅医療・介護サービス、地域交流の場の提供などを行うことを目的とし、平成27年12月に「北海道医療大学地域包括ケアセンター」を開設しました。 そこで、今回は、「地域包括ケアの概要」と「看護福祉専門職の役割」について、地域包括ケアの現状とこれからの活動を踏まえて講師のお三方からお話しして頂きます。

  • 【講演1】14:05〜15:05
     地域包括ケアの今とこれから
  • 小林 正伸(本学看護福祉学部教授/地域包括ケアセンター長)
  • 【講演2】15:10〜15:35
     地域包括ケアにおける福祉職の役割
  • 佐藤 龍平(勤医協柏ヶ丘看護小規模多機能型居宅介護 絆 管理者・介護福祉士)
  • 【講演3】15:35〜16:00
     地域包括ケアにおける看護職の役割
  • 工藤 禎子(本学看護福祉学部准教授)

小林 正伸(本学看護福祉学部教授/地域包括ケアセンター長)

こばやし まさのぶ/1953年生まれ。78年北海道大学医学部卒業。同年、同大医学部第3内科学講座研修医、88年オーストラリア国立大学客員研究員、93年北海道大学医学部附属癌研究所講師、95年同助教授を経て、09年より現職。専門は内科学。医学博士。

佐藤 龍平(勤医協柏ヶ丘看護小規模多機能型居宅介護 絆 管理者・介護福祉士)

さとう りゅうへい/1979年生まれ。札幌医療福祉専門学校介護福祉学科卒業。00年社会福祉法人札幌慈啓会、05年北海道勤医協勤医協丘珠病院~勤医協西区病院、10年株式会社北海道勤労者在宅医療福祉協会を経て、14年より現職。介護プロフェッショナルキャリア段位制度アセッサー(評価者)。

工藤 禎子(本学看護福祉学部准教授)

くどう よしこ/1962年生まれ。千葉大学大学院看護学研究科修士課程修了。87年社会福祉法人穏寿会、89年日本社会事業大学社会福祉学部、93年東日本学園大学(現北海道医療大学)講師を経て、97年より現職。専門は地域保健看護学。看護師、保健師。

2016年9月3日(土)10:00〜12:00

開講会場 : ACU研修室1606

※お申し込み受け付けは終了いたしました。

多職種協働による当事者主体のケア

超高齢社会を迎えた我が国では、病いを抱える高齢の方々が尊厳を保ち、自分らしい暮らしを続けることができるよう、その方々(当事者)を主体とした家族や多職種の協働によるケアの提供が求められています。そこで、本セミナーではメインテーマを「多職種協働による当事者主体のケア」と設定しました。特別講演では、実践映像もご提示いただく予定です。

  • 【講演】10:10~10:40
    地域包括ケアセンターの将来構想
    昨年12月に地域包括ケアセンターを開設し、訪問看護や居宅介護、専門職の生涯学習、地域住民の健康づくり支援等を行ってきました。今後は、「地域包括ケアシステム」を円滑に機能するための実践的モデルを構築する予定です。
  • 小林 正伸(本学看護福祉学部教授/地域包括ケアセンター長)
  • 【特別講演】10:50~11:40
    当事者主体の認知症ケア~ユマニチュード®
    認知症の人に接するとき、“相手を尊重する”ことが大切ですが、ケアの現場では暴言や暴力などの激しい症状がある人に対してどう接すれば相手を尊重することになるのか、模索している状況です。この状況を打開するヒントを与えてくれるユマニチュード®を紹介します。
  • 伊東 美緒(東京都健康長寿医療センター研究所)

小林 正伸(本学看護福祉学部教授 地域包括ケアセンターセンター長)

こばやし まさのぶ/1953年生まれ。78年北海道大学医学部卒業。同年、同大医学部第3内科学講座研修医、88年オーストラリア国立大学客員研究員、93年北海道大学医学部附属癌研究所講師、95年同助教授を経て、09年より現職。専門は内科学。医学博士。