主Ⅲ-2 北海道医療大学セミナーⅢ
言語聴覚療法学科セミナー

【参加資格】 医師、言語聴覚士、臨床心理士、 作業療法士、理学療法士などの 医療関連職の方
※医療関連職能人向けの講座となります。
【定員】 100名(申込先着順)

※道民カレッジ対象外です。

2015年6月6日(土)14:00〜18:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

認知症における進行性コミュニケーション障害

認知症におけるコミュニケーションの障害は、社会生活上の大きな障壁です。事例を通じて進行性失語症のコミュニケーション障害について理解を深めたいと思います。

小森 憲治郎 (財団新居浜病院 臨床心理科長)

こもり けんじろう/1957年生まれ。81年関西学院大学大学院文学研究科博士前期課程(心理学専攻)修了。東加古川病院臨床心理士を経て、愛媛大学医学部神経精神医学教室助手に就任、同特任講師を経て、財団新居浜病院臨床心理科長に就任。現在に至る。専門は、神経心理学、臨床心理学、精神医学。著書として、「言語聴覚士のための心理学」(共著)、「日常診療に必要な認知症症候学」(共著)。

認知症に認められる言語症状

認知症は様々な高次脳機能症状の集合体です。中でも言語症状は大きな側面でありコミュニケーション障害をもたらす要因でもあります。今回は、認知症を言語症状の側面からとらえ、その対応について考えていきましょう。

佐藤 睦子 (総合南東北病院 神経心理学研究部門科長)

さとう むつこ/1954年生まれ。大阪教育大学特殊教育特別専攻科卒業。秋田県立脳血管研究センターを経て、90年より現職。専門は、失語症・認知症を含む高次脳機能障害全般。著書として、「神経心理学を理解するための10章」(共著)。