主-1北海道医療大学セミナーⅠ
老いに備えるための5つの視点

【定員】 100名(申込先着順)
【受講料】 無料

※各回とも定員に達したため、お申し込み受け付けを終了いたしました。

1回 2015年7月4日(土)13:30~15:30

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

あなたの薬の飲み方、大丈夫?
~薬と飲食物の相性は~

薬は飲み方や食べ物によって、薬の効き目が弱まったり強くなったりすることがあります。服用時間を守って薬を飲んでいますか。お茶や牛乳で薬を飲んでいませんか。薬の飲み方で注意しなければならないことについてお話しします。

木村 治 (本学薬学部講師)

きむら おさむ/1970年生まれ。本学大学院薬学研究科修士課程修了。JA北海道厚生連旭川厚生病院、JA北海道厚生連札幌厚生病院、本学歯学部附属病院、本学個体差医療科学センター薬学部門助手を経て、現職。14年ノースウェスタンスイス応用科学大学薬学部門客員研究員。専門は、薬物療法学、薬物動態学、毒性学。薬学博士。

2回 2015年7月12日(日)13:30~15:30

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

生涯発達の中での高齢期の心理学
~発達する力に終わりはない~

生涯発達の視点からは、発達する力は生涯を通じて失われません。高齢期には独特な統合力が伸びていきます。一方で、直面する大きな課題は、急速な変化、とりわけ喪失感への自他の適応力です。この講義は、老後の心の健康について一緒に考えます。

中野 茂 (本学心理科学部教授)

なかの しげる/1950年生まれ。藤女子短期大学保育科教授、姫路工業大学環境人間学部教授を経て現職。専門は発達心理学。著書として、「発達心理学事典」、「遊びの保育発達心理学」、「保育の心理学」、「自閉症の子どもたち」。

3回 2015年7月18日(土)13:30~15:30

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

健康保持増進に寄与する歯科医療

2000年から始まった「健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動)」の医療戦略は健康寿命の延長にあります。本講演では歯の健康を維持すること、および補綴治療による口腔機能の回復などで健康寿命が延長することを話したいと思います。

廣瀬 由紀人 (本学歯学部准教授)

ひろせ ゆきと/1960年生まれ。92年東日本学園大学(現北海道医療大学)歯学研究科博士課程修了。本学歯学部助手、96〜97年Tufts大学歯学部Postdoctoral Prosthodontics Visiting Fellow。02年本学歯学部講師、15年より現職。専門は、歯科補綴学、口腔インプラント学。日本補綴歯科学会専門医、日本口腔インプラント学会専門医、同東北・北海道支部代議員、同教育委員。歯学博士。

4回 2015年7月25日(土)13:30~15:30

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

光輝高齢者を目指して“転ばぬ先の杖”
~老いに備えた生活環境の工夫~

加齢に伴い「からだ」が変化します。骨粗鬆症になり転んで骨折し、生活が一変した方もいます。光輝く老年期を過ごすためにも、加齢変化の特徴を知り、老いに備えた身近な生活環境の整え方、ちょっとした工夫について一緒に考えてみませんか。

山田 律子 (本学看護福祉学部教授)

やまだ りつこ/1966年生まれ。92年東京大学大学院医学系研究科修士課程修了。02年本学大学院看護福祉学研究科博士課程修了。90年札幌市中央保健所訪問指導員(副代表)、92年医療法人渓仁会西円山病院病棟主任看護師などを経て、96年本学勤務、09年より現職。専門は、老年看護学、認知症ケア。著書に、「系統看護学講座専門Ⅱ『老年看護学』」、「認知症の人の食事支援BOOK」、「看護大事典」 他。博士(看護学)。

5回 2015年8月1日(土)13:30~15:30

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

運動でからだも頭も健康に

運動がからだの健康に良いということはご承知の通りです。しかし最近の研究から運動を継続することで認知機能も改善することがわかってきました。からだも頭も健康に保つにはどう過ごせばよいのか一緒に考えていきましょう。

吉田 晋 (本学リハビリテーション科学部教授)

よしだ すすむ/1966年生まれ。89年亀田総合病院リハビリテーションセンター理学療法士、04年千葉医療福祉専門学校講師、07年千葉県立保健医療大学健康科学部准教授、13年より現職。専門は、神経生理学、ニューロリハビリテーション。著書として、「臨床理学療法マニュアル『脳血管障害』『パーキンソン病』」、「はじめての臨床 脳血管障害」、「PT臨床ハンドブック」など。理学療法士、医学博士。