後-4臨床心理学科同窓会セミナー
〈臨床心理学科同窓会主催〉

【参加資格】 臨床心理関連職および関心のある方
【定員】 100名(申込先着順)
【受講料】 無料

2015年8月29日(土)15:00〜17:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

臨床・研究スキルをアップデートし、
心理援助職としての生活をデザインする。

本講演では,心理援助職としての今後の生活をデザインするために必要な心理援助職としての質を高めるための方法について紹介します。具体的には,最新の研究ガイドラインから読み解く臨床・研究スキルアップのポイントやインターネットを用いた臨床・研究スキルの向上のための方法,心理療法の臨床試験の現場で心理援助職として何が求められているかについて紹介します。

中島 俊 (医療法人社団絹和会 睡眠総合ケアクリニック代々木 臨床心理士)

なかじま しゅん/2007年本学大学院心理科学研究科修士課程修了。東京医科大学大学院修了。臨床心理士,認定行動療法士、動機づけ面接トレーナー、博士(医学)。北海道メンタルケアセンター、東京医科大学助教を経て、現在は睡眠総合ケアクリニック代々木及び国立精神・神経医療研究センター認知行動療法センターにて不眠・うつ・不安に対する認知行動療法の臨床研究に携わっている。NHK『ためしてガッテン』等にも出演し、研究から得られた知見の啓発にも力を入れている。

2016年3月13日(日)14:00〜16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

正常・異常の区別
〜現代進化論が生んだ新しい生命観〜

正常・異常という普段何気なしにおこなう区別は生命観に依拠しています。古代哲学者で生物学者の祖アリストテレスと現代進化生物学の生命観を比較しながら、正常・異常についての考え方の変遷を辿り、その現代的な枠組みを解き明かします。

森元 良太(本学心理科学部 講師)

もりもと りょうた/2001年慶應義塾大学文学部哲学・倫理学科哲学専攻卒業。04年同大学大学院文学研究科哲学専攻後期博士課程単位取得後退学。06年同大学21世紀人文COEプログラム 若手研究員。08年日本学術振興会特別研究員PD、13年慶應義塾大学博士号(哲学)取得。14年より現職。慶應義塾大学、日本獣医生命科学大学、東京都市大学ほかで非常勤講師を務める。