主Ⅲ-4発達障害者支援セミナー

【参加資格】 福祉関連職及び関心のある方
【定員】 50名
【受講料】 シリーズ受講料:3,000円(各回:2,000円)
シリーズ受講料振込期限:10月3日(金)

1回 2014年10月19日(日)13:00〜16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

発達障害児・者の親・兄弟姉妹の支援について

【講演 1】
発達障害者の親・家族・兄弟姉弟の支援について

発達障害は理解しにくい障害であり、そのため本人の不適応症状、家族関係の危機や親・兄弟姉妹の抑うつ等の心理的問題も少なくありません。発達障害者の親と兄弟姉妹の支援について述べます。

佐々木 明員(元 本学看護福祉学部准教授)

ささき はるかず/北星学園大学文学部社会福祉学科卒業。知的障害者総合援護施設北海道立太陽の園発達援助センター主査、知的障害児施設・知的障害者更生施設等の学園長、肢体不自由児療護施設北海道立白糠学園長を経て、本学看護福祉学部准教授、13年3月退任。専門は障害者福祉、発達障害児・者支援、解法障害者支援、特別支援教育。

【講演 2】
発達障害者の家族・兄弟姉妹の支援について
~発達障害児等の親・姉妹としての家族の会活動とピアサポーターとして~

発達障害のある2児の母親として、また知的障害者の姉としての経歴から、現在、発達障害の家族活動と発達障害相談ケースワーカーとして豊富な経験を活かした地域支援を語っていただきます。

児玉 七恵(釧路市自閉症家族の会会長、発達障害相談ケースワーカー)

【講演 3】
発達障害の家族・兄弟姉妹の支援について
~むぎのこの実践~

発達障害児の発達支援とともに母親・父親・兄妹姉妹の家族支援とカウンセリング、養育者の休養(レスパイト)ケアや短期入所、病気や虐待防止のためのファミリホームケア(短期障害児里親ホーム)等の先進的取組を報告していただきます。

北川 聡子(社会福祉法人むぎのこ 統括施設長)

2回 2015年2月22日(日)13:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

発達障害者の当事者活動とピアサポート

【講演 1】
発達障害者の当事者活動とピアサポートの役割と支援について

発達障害者の当事者活動とピアサポートの重要性と役割、そして当事者活動を支える家族会や支援関係者について述べます。

佐々木 明員(元 本学看護福祉学部准教授)

【講演 2】
発達障害の相談支援とピアサポートの連携支援について

障害者・発達障害者の専門的相談支援とピアサポートの連携支援において、大きな実績をあげている相談支援事業所ぽらりすと発達障害当事者チーム アンナプルナのピアサポート(メンター)を報告していただきます。

俵谷 知実(札幌市障がい者相談支援事業所ぽらりす所長)
アンナプルナ メンバー(発達障害当事者チーム)

【講演 3】
親子共に発達障害がある親子の子育て支援について

児童発達支援センター「むぎのこ」に通所するわが子の発達障害と共に、自身が虐待カウンセリングを受ける過程で、自らの発達障害と被虐待体験の連鎖があることが分かりました。こうした家族の実態に対するトータルサポートについて、ピアサポートを含め実践の報告をしていただきます。

北川 聡子(社会福祉法人むぎのこ統括施設長)
利用児保護者(社会福祉法人むぎのこ利用児保護者)