主Ⅲ-3北海道医療大学セミナーⅢ
「当事者研究」実践講座

【参加資格】 福祉関連職及び関心のある方
【定員】 50名(申込先着順)
【受講料】 シリーズ受講料:3,000円(各回:2,000円)
シリーズ受講料振込期限:1月16日(金)

1回 2015年1月31日(土)13:00〜16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

教育現場に活かす当事者研究 ~教育の場からの実践報告~

自分の生活体験という身近な素材から「研究テーマ」を見出し、自ら“自分の研究者”となって研究する当事者研究は、さまざまな領域に広まり、教育の現場でも、生徒指導や教育カリキュラムにも取り入れられはじめています。このたびは、各現場からの実践報告を通じて当事者研究の可能性とその活かし方についての経験交流を深めます。

向谷地 生良(本学看護福祉学部教授)

むかいやち いくよし/1955年生まれ。北星学園大学卒業。78年浦河赤十字病院医療社会事業部ソーシャルワーカー、01年北星学園大学非常勤講師を経て、03年本学就任。06年より現職。専門は精神障害リハビリテーション メンタルヘルス・ソーシャルワーク。(社福)浦河べてるの家理事。

2回 2015年3月14日(土)13:00〜16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

アウトリーチに活かす当事者研究

いま、さまざまな分野に広がりつつある当事者研究が、一番真価を発揮するのがアウトリーチの現場です。生活の場というリアルな関係の中でこそ、当事者研究は生きたものになります。今回は、当事者研究の発祥の地、浦河の訪問看護などアウトリーチの現場で取り組まれている当事者研究の実際を事例を基に紹介します。

吉田 正平(看護師、社会福祉法人べてるの家 訪問看護ステーションマーラ代表)

よしだ しょうへい/1982年生まれ。浦河赤十字看護専門学校卒業。03年浦河赤十字病院勤務。13年社会福祉法人浦河べてるの家勤務。14年6月、同法人の訪問看護ステーションマーラ開設により現職。専門は精神科看護。