北海道医療大学セミナーⅡ
漢方・薬用植物研究講座
【定員】 | 100名 |
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【受講料】 | 無料 ※認定薬剤師研修として受講する場合 各回 2,000円/シリーズ 9,000円 なお、受講料は当日会場にて承ります。 |
後援:北海道薬剤師会、日本東洋医学会北海道支部
※北海道医療大学薬剤師支援センター認定研修
後援:北海道薬剤師会、日本東洋医学会北海道支部
1回 2014年4月27日(日)9:30~13:30
開講会場 : 本学(当別キャンパス)
講演/9:30〜11:00 観察会/11:30〜13:30
北方系生態観察園の里山化と漢方の極意
~荒れた森を復活させて元気に!~
1997年までは笹が繁茂する植生的には極めて劣悪な環境だった北方系生態観察園。この原因は石狩平野の大規模客土事業による山土の大量喪失に由来しています。以後森の整備を続け、ステキな植物たちがどんどん増え続けています。その全てをお見せしたいと思います。
堀田 清(本学薬学部准教授)
ほりた きよし/1958年生まれ。北海道大学大学院薬学研究科博士課程修了。85~95年北海道大学薬学部助手、米国コロラド州立大学化学科博士研究員を経て本学就任。99年から03年まで同薬学部附属薬用植物園園長。07北海道医療大学発ベンチャー企業(株)植物エネルギー設立(代表取締役社長)。専門は、漢方を使った病気予防学、北海道医療大学北方系生態観察園の里山化、乾燥ダイコン葉を使った手作り石鹸の開発。薬学博士。
2回 2014年5月11日(日)9:30~13:30
開講会場 : 本学(当別キャンパス)
講演/9:30〜11:00 観察会/11:30〜13:30
鳥見のススメ パート3 ~野鳥の鳴声を覚えよう~
5月は木々の葉がまだ開いていないので、森の中が見通せます。エゾハルゼミも鳴いていないので鳥の声がよく聞こえ、バードウォッチングに最適の季節です。双眼鏡の使い方や、野鳥の鳴声とさえずりの勉強、鳥の面白エピソードを紹介します。
五十嵐 一夫(北海道ボランティア・レンジャー協議会副会長)
いがらし かずお/1957年生まれ。82年室蘭工業大学大学院工学研究科修士課程修了。民間会社を経て85年当別町入職、10年より当別町議会事務局次長、14年より当別町商工会事務局長。日本自然保護協会自然観察指導員、北海道ボランティア・レンジャー協議会副会長。
3回 2014年6月1日(日)9:30~13:30
開講会場 : 本学(当別キャンパス)
講演/9:30〜11:00 観察会/11:30〜13:30
植物徒然話 ~視点を変えて見てみよう~
私達の生活は植物と密接な関係にあります。それ故にじっくり植物に向き合う機会が少ないのも現実。ごくありふれた植物もほんの少し見方を変えることでいつもとは違った表情を見せてくれます。そんな植物を愉しむ為のわずかなヒントを皆様にお話しいたします。
海野 貴志(薬剤師)
うみの たかし/1975年生まれ。北海道大学大学院薬学研究科博士課程修了。05年士別市立病院薬剤師、13年より(株)メディカル一光勤務。専門は、医薬化学、核酸化学。
4回 2014年8月24日(日)9:30~13:30
開講会場 : 本学(当別キャンパス)
講演/9:30〜11:00 観察会/11:30〜13:30
腰痛に負けない!
腰痛は多くの人が一度は経験する症状です。なかなか痛みが治らずに慢性化したり、再発を繰り返したりすることも少なくありません。今回はこのような腰痛に対し東洋医学的な考え方、実技を交えて対処法などをご紹介させていただきます。
石井 睦宏(石井鍼灸接骨院院長)
いしい むつひろ/1960年生まれ。札幌学院大学、北海道柔道整復専門学校、北海道鍼灸専門学校卒。中村記念病院、禎心会病院を経て、現職。専門は脳卒中後遺症治療(醒脳開竅法)。
5回 2015年2月1日(日)13:30~15:40
開講会場 : 札幌サテライトキャンパス
北海道に暮らす野生動物たち
コウモリなど、北海道に暮らす動物たちの面白くてたくましい生き様を紹介します。
中島 宏章(写真家)
なかじま ひろあき/1976年生まれ。日本動物植物専門学院卒業。97年(株)野生生物総合研究所研究員、07より現職。専門は、鳥類、哺乳類。生物分類技能検定動物部門1級鳥類専門分野(05年取得)。
漢方の面白さ
漢方医学は、最近特に社会から求められている治療法でしょう。それは、現代の西洋医学が、病気を見て人を診ない形の医療だからです。なぜそうなるのか、また漢方医学は、西洋医学とどう違うのか、をお話し、漢方医学の独特の面白さを御紹介したいと思います。
八重樫 稔(札幌マタニティ・ウィメンズ 南1条クリニック院長)
やえがし みのる/1953年生まれ。78年北海道大学農学部大学院修士課程(林産学専攻)修了、塾講師を経て83年北海道大学教養部医学進学課程入学、89年北海道大学医学部卒業、産婦人科学教室に入局、函館中央病院、小樽市立病院、北海道大学病院、江別市立病院などを経て99年より現職。日本東洋医学会専門医、指導医、日本産婦人科学会認定医、日本女性医学学会(旧日本更年期医学会)評議員、北海道大学医学部非常勤講師、北海道大学薬学部非常勤講師、天使大学大学院(助産学専攻)非常勤講師。