主-1北海道医療大学セミナーⅠ
老いに備えるための5つの視点

【定員】 100名(申込先着順)
【受講料】 無料

1回 2014年7月26日(土)16:00~18:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

老いに備える ~薬の服用や使用に対する薬学的な工夫~

老化は避けることができません。加齢とともに誰にでも必ずおこり、進行します。薬が飲みにくくなってきていませんか。キャップが開けにくいと感じていませんか。薬も老化に対して、いろいろな工夫を行っています。そんな話をしたいと思います。

吉田 栄一(本学薬学部講師)

よしだ えいいち/1959年生まれ。北海道大学大学院薬学研究科博士課程修了。日東バイオン株式会社生物科学研究所食品化学研究室研究室長、株式会社エールメディテック常務取締役、株式会社ファーマフェクト代表取締役を経て現職。専門は、調剤学、薬局管理学、有機化学、分子生物学。

2回 2014年8月9日(土)14:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

よく噛むと体に何が起こるのか?

「よく噛んで食べましょう」という言葉を耳にしますが、なぜよく噛むことが大切なのでしょうか。噛むことが脳や消化器など体のあちこちに影響を及ぼすことが最近の研究でわかってきました。本講義では、その一端をご紹介し、よく噛めるためのポイントについてお話します。

豊下 祥史(本学歯学部講師)

とよした よしふみ/1973年生まれ。北海道大学大学院歯学研究科博士課程修了。04年北海道大学病院歯科診療センター、07年本学歯学部助教、09年より現職。専門は、歯科補綴学、咀嚼機能。

3回 2014年8月23日(土)14:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

楽しみ・生きがい作りのヒント ~作業療法の観点から~

人は、何歳になっても楽しむことや、楽しめる場そして仲間が必要ですし、それは生きがいにも通じると考えられます。本セミナーでは、余暇(遊び)や楽しみを作業療法の観点から解説しながら、楽しみや生きがいを促進するヒントが提供できればと思います。

鎌田 樹寛(本学リハビリテーション科学部教授)

かまだ たつひろ/1960年生まれ。06年東京都立保健科学大学大学院保健科学研究科修士課程修了。84年北海道立緑ヶ丘病院指導科(作業療法士)赴任。その後、介護老人保健施設ジョイウエルス桔梗等老年期領域の作業療法を実践。03年より作業療法士養成校(仙台リハビリテーション専門学校、神奈川県立保健福祉大学)教員、13年より現職。専門は、作業療法学(老年期、精神障害領域)。

4回 2014年9月20日(土)14:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

高齢者における臨床心理学

高齢者が抱える諸問題に臨床心理学の分野からどのようにアプローチするのかについて解説します。特に認知症の予防と行動心理症状に対する対応についてのトピックスについて触れます。

中野 倫仁(本学心理科学部教授)

なかの のりひと/1958年生まれ。88年札幌医科大学医学部卒業。99年札幌医科大学医学部神経精神医学講座講師、02年より現職。専門は老年精神医学、産業精神医学。

5回 2014年9月27日(土)14:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

終活のための一つのポイント ~成年後見制度と遺言~

いま、自分の人生のしめくくりに際して、いかに自分らしく、できるだけ悔いの残らない“生き抜き方”を目指す「終活」について関心が高まっています。終活には、財産の残し方、自分が病気や介護が必要になった場合の対応、そして何よりも自分の想いを大切な人に伝える方法など、いくつかの重要なポイントがあります。本講座では、その中から認知症になった場合の備えとしての成年後見制度や、遺言の方法などについて学習します。

石川 秀也(本学看護福祉学部教授)

いしかわ ひでや/1952年生まれ。北星学園大学大学院社会福祉学研究科博士後期課程単位取得満期退学。社会福祉法人北海道社会福祉協議会、北広島市高齢者総合ケアセンター聖芳園勤務を経て、03年より現職。社会福祉学修士。