主Ⅱ-2北海道医療大学セミナーⅡ
漢方・薬用植物研究講座

【定員】 100名※4回目は30名(下記参照)
【受講料】 無料
※認定薬剤師研修プログラムとして受講する場合
各回 2,000円/シリーズ 9,000円
ただし4回目の参加費は別途自己負担となります。
【4回目の申込受付 】 5月9日〜6月6日
※定員30名につき、申込み多数の場合は抽選になります。
   

後援:北海道薬剤師会、日本東洋医学会北海道支部

※北海道医療大学薬剤師支援センター認定研修

第1回 2013年4月28日(日)9:30~13:30

開講会場 : 本学(当別キャンパス)

講演/9:30〜11:00 観察会/11:30〜13:30
北海道の植物群落と未来(続編)

北海道にはおよそ2000種とも言われる野生植物が生育しており、その多くは厳しい生育環境に適応し見事な群落を形成しています。昨年の続編として、北海道全域から各地の植物群落を紹介しつつ、逞しく生きる術や未来について考察します。

岡本 洋典(自然写真家)

おかもと ひろのり/1957年生まれ。砂川南高校卒業。写真スタジオ勤務を経て、フリーの写真家に。専門は北海道の自然環境、動植物全般についての写真表現。海外でも山地湿原を撮影。雨竜沼自然館主宰、NPM(北海道・Nature Photo Masters)代表、北の写真家集団・DANNP主宰。NPO法人「北海道を発信する写真家ネットワーク」理事長。

第2回 2013年5月12日(日)9:30~13:30

開講会場 : 本学(当別キャンパス)

講演/9:30〜11:00 観察会/11:30〜13:30
鳥見のススメ パート2 ~地球温暖化と野鳥~

鳥の世界にも地球温暖化の影響が出ています。彼らの周りで今何が起きているのか、私たちに今何ができるのか考えます。春の森では鳥たちのさえずりが始まっています。身近な野鳥のさえずりを覚えましょう。

五十嵐 一夫(当別町議会事務局次長/北海道ボランティア・レンジャー協議会副会長)

いがらし かずお/1957年生まれ。82年室蘭工業大学大学院工学研究科修士課程修了。民間会社を経て85年当別町入職、10年より現職。日本自然保護協会自然観察指導員、北海道ボランティア・レンジャー協議会副会長。

第3回 2013年6月2日(日)9:30~13:30

開講会場 : 本学(当別キャンパス)

講演/9:30〜11:00 観察会/11:30〜13:30
植物よもやま話 ~身近な草花をより楽しむために~

豊かな自然に恵まれた素晴らしい北海道。しかし、日々の生活に追われるがまま早足で駆け抜けてしまえばその中に大切な何かを見出すことは容易ではありません。そこで一旦足を止め、身近にある草花の声を聴き、うつろいゆく季節を肌で感じる術を考えましょう。

海野 貴志(士別市立病院薬剤師)

うみの たかし/1975年生まれ。北海道大学大学院薬学研究科博士課程修了。05年より現職。専門は、医薬化学、核酸化学。

第4回 2013年7月14日(日)~7月15日(月)

開講会場 : 美深町・名寄市

出前講座 in 美深

※参加費/宿泊費・食事3食分・バス代・保険料がかかります。

▼7月14日(日)
8:30 札幌駅(北口)集合 ※バスで移動
12:30~14:20 (独)医薬基盤研究所薬用植物資源研究センター北海道研究部(名寄)
15:00~16:30 講演会(日本における生薬栽培の現状と課題) 
柴田 敏郎((独)医薬基盤研究所 客員研究員)
18:30~20:30 食育夕食会(美深)
▼7月15日(月)
9:00~11:00 植物観察会(松山湿原・天竜沼)
11:00〜 天竜沼~名寄 ※バスで移動
13:00〜 名寄〜 ※バスで移動
16:30 札幌着・解散
柴田 敏郎((独)医薬基盤研究所 客員研究員)

しばた としろう/1950年生まれ。名古屋大学農学部。国立衛生試験所北海道薬用植物栽培試験場研究室長、(独)医薬基盤研究所薬用植物資源研究センター北海道研究リーダーを経て、現在は同研究センター客員研究員。専門は、薬用植物栽培・育種研究,生薬基原植物に関する研究。農学博士。

第5回 2013年8月25日(日)9:30~13:30

開講会場 : 本学(当別キャンパス)

鍼灸で治す頭痛

頭痛にしましても、くも膜下出血、脳腫瘍といった重篤なものから、いわゆる頭部背部の筋肉の疲労からくる筋緊張性頭痛、大後頭神経痛、帯状疱疹後神経痛、頭椎の異常からくる頭痛等、個人により様々な原因から頭痛を来すものまであります。これらを実技を交えながら東洋医学の経路経穴に基づきご説明をいたします。

石井 睦宏(石井鍼灸接骨院院長)

いしい むつひろ/1960年生まれ。札幌学院大学、北海道柔道整復専門学校、北海道鍼灸専門学校卒。中村記念病院、禎心会病院を経て、現職。専門は脳卒中後遺症治療(醒脳開竅法)。

第6回 2014年2月2日(日)13:30~15:40

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

青春を取り戻せ! ~「かきくけこ」で生涯青春だ!~

生涯青春であるためには、「かきくけこ」がいいでしょう。「か」は感動、「き」は興味、「く」は工夫、「け」は健康、「こ」は恋心です。この内の「け」の健康につきまして、東洋医学的にお話したいと思います。キーワードは「瘀血」と「腎虚」です。これらをわかりやすく解説し、対策としての漢方薬ならびに、食養生のお話をしたいと思います。

津村 典利 (市立千歳市民病院産婦人科主任医長)

つむら のりとし/1955年生まれ。札幌医科大学大学院修了。北見赤十字病院部長、帯広協会病院医長を経て、現職。専門は、女子漢方。


風邪の漢方薬について

後藤 伸佳 (はるにれ薬局 薬剤師)

ごとう のぶよし/1960年生まれ。1982年北海道薬科大学卒業、牧田病院に勤務、13年より現職。漢方薬・生薬認定薬剤師。