主Ⅱ-1北海道医療大学セミナーⅡ
薬草園を見る会

【定員】 200名(申込先着順)
【受講料】 無料

2013年6月15日(土)11:00〜15:30

開講会場 : 本学(当別キャンパス)

11:00〜12:00
亜熱帯ジャングル・種子島の薬用植物

種子島は九州・鹿児島市内から南へ約100kmにあり、気候は夏涼しく冬は温暖です。植物分布の北と南の境界線上にあるため、種子島を北限とする南方系の植物と、南限とする北方系植物が混在する多様性に富んでいます。固有種など多種多様な薬用植物をご紹介します。

12:00〜15:30
薬草園見学 ※北方系生態観察園にスタッフはおりません。ご自由に散策ください。

1985年に薬学教育と研究の目的で設立された薬草園を見学します。薬草園の全敷地面積は標本園、栽培園を合わせて3,900㎡あります。標本園、栽培園には主に北方系の薬用植物を中心に約190種、温室内に熱帯、亜熱帯性の植物約200種を保有しています。また、薬草園に隣接する北方系生態観察園は、現在までに524種類の植物が自生していることが確認されています。
時間内は自由に見学でき、教員ならびに学生がみなさまのご質問に答えられるよう待機していますので、遠慮なくお声をおかけください。なお、http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/~yakusou/でも薬草園の保有する草花を紹介しています。ご覧ください。

飯田 修((独)医薬基盤研究所 薬用植物資源研究センター 種子島研究部 研究員)

いいだ おさむ/1952年生まれ。77年東京農工大学大学院農学研究科修了。東京都労働経済局、80年国立衛生試験所筑波薬用植物栽培試験場厚生技官、87年同栽培研究室長、92年同北海道薬用栽培試験場栽培管理研究室長、95年同伊豆薬用栽培試験場場長、02年国立医薬品食品衛生研究所筑波薬用植物栽培試験場栽培研究室長、06年独立行政法人医薬基盤研究所薬用植物資源研究センター種子島研究部研究リーダー。専門は、薬用植物学、育種学。著書「新しい薬用植物栽培法:採取・生薬調製(廣川書店)」、その他多数