後-1医療薬学セミナー〈薬学部同窓会主催〉

【参加資格】 薬剤師
【定員】 会場によって異なります
【受講料】 無料
  • 北海道医療大学薬剤師支援センター認定研修

札幌 2013年6月29日(土)18:00~19:30

開講会場 : KKRホテル札幌
定員 : 70名

小児に散発する銀杏中毒について ー基礎と臨床の連携―

秋から冬にかけ、ぎんなんを摂取した小児の食中毒が散発します。症状は、痙攣、おう吐、意識混濁などです。ビタミンB6誘導体のMPNが本体で、GABA生成阻害の結果、中枢神経の興奮により痙攣を起こします。これらの発見の経緯や治療法等を解説します。

和田 啓爾(本学薬学部教授)

わだ けいじ/1952年生まれ。北海道大学大学院薬学研究科博士課程終了。82年本学薬学部助手、90年講師、93年助教授を経て、2000年より教授、現在に至る。12年より薬学部長、本学附属薬用植物園園長。専門研究分野は食品衛生学(銀杏中毒の研究)、食品予防栄養学(食品の3次機能活性化)。95年日本生薬学会奨励賞受賞。趣味はガーデニング、古代史、エクササイズ。

旭川 2013年7月27日(土)18:00~20:00

開講会場 : 旭川グランドホテル

医療と宗教 ~死を見つめてこそ充実した生がある~

自然科学的アプローチによる近大医学の枠内では死にゆく人々のケアが十分に見いだせない為、欧米ではホスピス運動が急速に広がり、死に直面した患者や家族のニーズに応えるための教育研究が進められるようになってきました。
そして、わが国でも…。

江口 正尊(本学歯学部教授)

えぐち まさたか/1948年生まれ。駒澤大学大学院人文科学研究科仏教学専攻博士課程単位取得満期退学。東日本学園大学基礎教育部教授を経て、現職。専門は、医療倫理学、死生学、宗教学。

富山 2013年10月13日(日)15:00~17:30

開講会場 : 富山第一ホテル

現在、第一線で活躍中の本学同窓生からの講演

薬学部3期卒 田中 稔泰(薬学部同窓会長 〈一財〉北海道薬剤師会公衆衛生検査センター)
薬学部1期卒 新井 淑子(同窓会関西支部長 エステティックサロン アリュール)
薬学部12期卒 小原 隆司(第一三共株式会社富山営業所 主査 薬剤情報 ”プラリア”)
歯学部1期卒 蓑輪 隆宏(歯学部同窓会長 木の実歯科 院長)
歯学部5期卒 蛯名 勝之(エビナ歯科医院 院長)

沖縄 2013年10月19日(土)19:00~20:30

開講会場 : ダイワロイネットホテル那覇国際通り
定員 : 40名

歯並びと顔のかたち

上地 潤(本学歯学部講師)

うえち じゅん/97年本学歯学部卒業。卒後研修医を経て、00年北海道医療大学歯学部附属病院 病院助手、03年北海道医療大学歯学部歯科矯正学講座 助手、07年北海道医療大学歯学部口腔構造・機能発育学系歯科矯正学分野助教、10年より現職。専門は、歯科矯正学。日本矯正歯科学会 認定医・指導医。

茨城 2013年10月26日(土)18:00~20:00

開講会場 : 水戸京成ホテル
定員 : 30名

薬剤師は「町の科学者」 ― 人々に役立つ放射線の知識 ―

福島原子力発電所の事故以来、放射線に対する不安は拭い切れません。薬剤師が町の科学者として、人々に放射線について正しく理解させ、健康を守るために役立つ知識や情報をお話しします。また、放射性医薬品の管理に関わる薬剤師の役割についても触れます。

大倉 一枝(本学薬学部教授)

おおくら かずえ/75年北海道大学薬学部製薬化学科卒業。75年東日本学園大学薬学部助手、96年講師、98年助教授を経て、05年より現職。専門は、放射薬品化学、放射性医薬品の開発研究。北海道防災会議原子力防災対策部会有識者専門委員、日本アイソトープ協会放射線安全取扱部会企画専門委員会専門委員。

福岡 2013年10月26日(土)18:00~19:30

開講会場 : 博多都ホテル
定員 : 20名

日本発トップドラッグの顔に学ぶ

1970年第に入って近代薬の開発は黄金期に突入しまし、日本発の画期的新薬の多くがブロックバスター新薬(年間売上げが1000億以上)となっています。本セミナーでは、日本発トップドラッグの顔(構造)と疾患治療のコンセプトとの相関について述べます。

石倉 稔(本学薬学部教授)

いしくら みのる/81年北海道大学大学院薬学研究科博士課程中退。81年東日本学園大学(現北海道医療大学)薬学部助手、85-86年米国カリフォルニア大学サンディエゴ校化学科博士研究員を経て、01年より現職。専門は、有機合成化学。

北見 2013年11月3日(日)17:30~19:00

開講会場 : ホテル黒部

災害薬学を考える ~北海道の災害をふまえて~

阪神・淡路大震災、中越地震、東日本大震災を踏まえ、発災時の薬剤師の重要性が明らかとなってきました。備えるだけでなく、その時必要な薬剤師としての知識・技術を様々な角度から考えます。さらに未だ経験のない北海道冬期の大規模災害を想定し、地域のための薬剤師を考えてみたいと思います。

根本 昌宏(日本赤十字北海道看護大学 看護学部 准教授)

ねもと まさひろ/1970年生まれ。本学薬学部薬学研究科博士課程修了。94年日本メジフィジックス中央研究所薬理学研究員、99年日本赤十字北海道看護大学基礎科学講座助手を経て現職。専門は臨床薬理学(薬効評価)、看護薬理学、寒冷地防災学。

釧路 2013年11月9日(土)16:00~18:00

開講会場 : ANAクラウンプラザホテル釧路

WHO方式に準拠した癌疼痛治療

館内 謙治(塩野義製薬株式会社)

栃木 2013年11月9日(土)18:00~20:00

開講会場 : ホテル東日本宇都宮
定員 : 40名

医薬品を取り巻く社会と課題

増加の一途をたどる国民医療費において、薬局調剤医療費も年々増加しています。国は医療費を抑制する手段の一つに、後発医薬品の推進を掲げています。そこで、後発医薬品について種々の角度から先発医薬品と比較しながら、問題点等を考えていきます。

八木 直美(本学薬学部准教授)

やぎ なおみ/1952年生まれ。北海道大学薬学部卒業。76年琴似教協立診療所職員として札幌医科大学生理学講座に派遣勤務。78年東日本学園大学(現 北海道医療大学)薬学部薬剤学講座助手を経て現職。専門は製剤学、社会薬学。

広島 2013年11月23日(土)17:00~19:00

開講会場 : メルパルク広島
定員 : 15名

長生きの秘訣は漢方の極意から

「長生きの秘訣」・・・それは多くの人が知りたいことだと思います。今回の講演では、西洋医学とは対極にある中国3000年の歴史を持つ漢方の極意「心身一如」をビジュアルでお伝えし、心からの笑顔で長生きする方法についてお話します。

堀田 清(本学薬学部准教授)

ほりた きよし/1958年生まれ。北海道大学大学院薬学研究科博士課程修了。85~95年北海道大学薬学部助手、米国コロラド州立大学化学科博士研究員を経て本学就任。99年から03年まで同薬学部附属薬用植物園園長。07北海道医療大学発ベンチャー企業(株)植物エネルギー設立(代表取締役社長)。専門は、漢方を使った病気予防学、北海道医療大学北方系生態観察園の里山化、乾燥ダイコン葉を使った手作り石鹸の開発。薬学博士。