北海道医療大学セミナーⅠ
がんと向き合うための予備知識

【定員】 100名(申込先着順)
【受講料】 無料

9月12日で定員に達しました

第1回 2012年9月22日(土)14:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

がん患者の支援について
~がんになっても自分らしく療養し続けるために~

「がん」に対する医療・療養・生活上の不安や悩みなどに対応する相談支援センターや、患者会、サポートグループなど現在受けられる支援を紹介します。まだ十分とは言えないがん患者の支援体制ではありますが、意見交換をしながらがん患者の支援について共に考えていきたいと思います。

川村 三希子(本学看護福祉学部教授)

かわむら みきこ/1960年生まれ。本学大学院看護福祉学研究科博士課程修了。北海道大学病院、医療法人東札幌病院、訪問看護ステーション東札幌を経て、現職。専門は、がん看護、緩和ケア。北海道がん対策推進委員。

第2回 2012年12月1日(土)14:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

抗がん薬とその副作用について

抗がん薬は、種類によってさまざまな副作用があります。副作用には、自覚的なものと、検査などでわかる他覚的なものがありますが、その現われ方には個人差が大きいという特徴があります。本講演では、抗がん薬の副作用を予防・対処するための基礎知識(薬剤の種類による副作用の違い、副作用が現れやすい時期、副作用が回復する時期など)について解説したいと思います。

唯野 貢司(本学薬学部教授)

ただの こうじ/1951年生まれ。東北薬科大学大学院修士課程修了。76年、市立札幌病院薬局入職、04年薬剤部長を経て、現職。専門は、医療薬剤学、TDM、感染制御全般。ICD、感染制御専門薬剤師、薬学博士。

第3回 2012年12月8日(土)14:00~16:00

※当初より実施日が変更となっております。

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

一番のがん治療法は「予防」です!

がんを患うと、手術を受け、放射線治療、抗がん剤による治療を受け、それでも命が助かるのか、不安が付きまといます。日常生活もQOLは低下し、お金のことも考えなければなりません。と考えると「やっぱり予防だな。」という結論になりませんか。私は海外でがんの予防活動を行ってきました。その一端をご紹介し、皆さんとがんとの付き合い方について一緒に考えてみたいと思います。

千葉 逸朗(本学歯学部教授)

ちば いつお/1955年生まれ。北海道大学大学院歯学研究科博士課程修了。米国国立衛生研究所客員研究員、北海道大学助手、JICA短期専門家(スリランカへ派遣)を経て、02年より現職。専門は、口腔衛生学、口腔腫瘍学、社会歯科学、分子疫学。