歯科臨床セミナー〈歯学部同窓会主催〉

【参加資格】 歯科医師
【定員】 会場によって異なります
【受講料】 無料

香川 2012年6月16日(土)17:00~18:30

開講会場 : 香川県歯科医師会館
定員 : 30名

西洋医学と東洋医学の融合的口腔医療の扉
〜歯周病へのジスロマックと口腔不定愁訴への漢方薬〜

近年、歯周病治療にマクロライド系抗菌薬ジスロマックによる薬物療法が普及しています。また、口渇、舌や口内の痛み、味の障害、口の臭いなど、器質的変化がなくいわゆる口腔不定愁訴が増加傾向であり、これらの訴えに漢方薬が有効な時もあります。
今回、西洋薬と漢方薬を用いた口腔治療に関してお話しします。

王 宝禮(大阪歯科大学教授)

おう ほうれい/1960年生まれ。本学歯学部卒業。北海道大学大学院博士課程修了。90年北海道大学歯学部助手、92年フロリダ大学歯学部研究員、95年大阪歯科大学講師、02年松本歯科大学教授・同大学病院口腔内科担当を経て、現職。日本口腔内科学研究会会長、日本歯周病学会「抗菌療法指針委員会」副委員長、日本歯科東洋医学会指導医など。専門は口腔内科学、歯科医学教育学。

愛知 2012年6月30日(土)18:00~19:30

開講会場 : 名鉄グランドホテル
定員 : 30名

再生医療とインプラント

体性幹細胞を用いた再生医療を総論から各論まで講義します。総論では、組織工学的手法を用いた再生医療について医学全体的な再生医療を紹介致します。各論ではインプラント治療における体性幹細胞を用いた再生医療について講義いたします。

八島 明弘(星ヶ丘マタニティ病院 歯科口腔外科医長)

やじま あきひろ/1969年生まれ。本学大学院歯学研究科博士課程修了。98年本学歯学部助手、04年名古屋大学大学院医学系研究科助教を経て、現職。専門は再生医療、インプラント、マタニティ歯科。名古屋大学大学院医学系研究科非常勤講師。

東京 2012年7月7日(土)17:00~

開講会場 : 株式会社ヨシダ 会議室

少子化時代の小児歯科臨床

少子化による保護者の関心の高まりや、フッ化物配合歯磨剤の普及によりう蝕は格段に減少しています。保護者は歯並び、歯の色、そして口臭などへ興味の対象が広がっており、小児歯科治療に対する要求は多種多彩になってきました。本講演では、小児歯科特有のう蝕治療に加え、不正咬合に対する考え方、ならびに乳歯・幼若永久歯の外傷への対応など、各歯科医院で積極的に行っていただきたい小児歯科臨床についてお話しいたします。

齊藤 正人(本学歯学部教授)

さいとう まさと/1967年生まれ。本学大学院歯学研究科博士課程修了。97年米国国立衛生研究所(NIH)客員研究員、01年本学歯学部助手として着任、02年講師を経て11年より現職。研究テーマは「マラッセ上皮遺残由来エナメルマトリックスによる再生医療」。

長野 2012年9月16日(日)13:00~15:00

開講会場 : ホテルサンルート長野
定員 : 20名

How Do You Manage?
〜Periodontics and Endodontics in the Daily Dental Practice〜

歯科臨床における歯周治療と歯内治療の的確なマネージメントは、治療成果の高い歯科医療の実践とその予後を維持するための重要な要素です。本講演では、簡潔な手法により安定性のある治療成績が達成可能な保存領域の効率的な診療体系について、長期経過症例を供覧して参加者とともに検討したいと思います。

藤井 健男(松本歯科大学教授)

ふじい たけお/1958年生まれ。84年本学大学院歯学研究科博士課程修了。本学歯学部助手、講師、ジュネーブ大学歯学部招聘研究員を経て01年本学個体差医療科学センター助教授、07年准教授。12年より現職。専門は歯周病学、歯内療法学。

青森 2012年9月22日(土)15:00~

開講会場 : ホテルグランメール山海荘
定員 : 50名

大規模災害時に歯科医師の果たす責務

近年、多くの大規模災害が世界各地で発生しています。本邦においては、北海道南西沖地震、阪神淡路大震災、東日本大震災など多くの大型地震が発生し、甚大な被害をもたらしました。今回は、過去の経験に基づき、大規模災害時に求められる歯科的支援の役割について考えてみたいと思います。

越野 寿(本学歯学部教授)

こしの ひさし/1960年生まれ。85年本学歯学部卒業。本学歯学部助手、講師、准教授を経て10年より現職。専門は歯科補綴学、高齢者歯科学。

福岡 2012年11月3日(土)17:00~19:00

開講会場 : 福岡県歯科医師会館
定員 : 40名

全部床義歯補綴臨床の勘所

現在、総義歯補綴臨床に関して、種々のセミナーや雑誌などで様々な術者が千差万別の方法を紹介しています。しかし、完成した義歯の形態には大きな差が無いことを考えると、根本にある原理・原則に違いがあるのでしょうか?
今後、高齢者人口の増加に伴い困難な症例への対応が求められる機会も増えると考えられますが、今まで習得した義歯補綴治療の知識と技能では対応できない症例も多くなることが予測されます。
本講演では、臨床で行われている術式を解説しながら、総義歯補綴臨床に必要なPrincipleを考えてみたいと思います。

池田 和博(本学歯学部准教授)

いけだ やすひろ/1986年本学歯学部卒業。同年 本学歯学部附属病院臨床科研修助手(補綴科)、95年歯学部講師、03年ブリティッシュコロンビア大学歯学部客員講師、05年本学個体差医療科学センター講師、歯科医師臨床研修科副科長、06年助教授、07年准教授を経て現職。日本補綴歯科学会専門医・指導医、日本老年歯科医学会専門医・指導医等。

広島 2013年2月23日(土)19:00~20:00

開講会場 : ホテルグランヴィア広島
定員 : 15名

歯科領域における再生医療について

近年、歯科医療領域でも生体内での組織再生として、増殖因子、生体材料、細胞を用いた組織工学が盛んに研究されています。本講演では、骨再生や歯の再生などの歯科領域で最も必要とされる硬組織再生医療について、お話させていただきます。

別所 和久(京都大学大学院医学研究科教授)

べっしょ かずひさ/1957年生まれ。三重大学大学院医学研究科博士課程修了。90年同大学医学部助手、92年京都大学医学部助手を経て、05年に現職。専門は口腔外科、再生医療、生体材料、骨形成因子、歯科インプラント、骨代謝など。

大阪 2013年3月10日(日)14:00~17:00

開講会場 : リーガロイヤルホテル大阪国際会議場
定員 : 25名

患者さんが増えていくヘルスケア(予防)型診療室

高橋 啓(たかはし歯科院長)