医療薬学セミナー〈薬学部同窓会主催〉

【参加資格】 薬剤師
【定員】 会場によって異なります
【受講料】 無料

※北海道医療大学薬剤師支援センター認定研修

札幌 2012年7月15日(日)18:00~19:30

開講会場 : KKRホテル札幌
定員 : 70名

薬物トランスポーター活性測定法の開発

肝におけるトランスポーターは、種々の薬物の吸収、排泄に関与しており、各種疾患時における生体成分や、様々な薬物の体内動態に大きな影響を与えます。本講演では、肝における胆汁酸トランスポーターの新規活性測定法とその応用例について紹介します。

黒澤 隆夫(副学長/薬学部教授)

くろさわ たかお/1951年生まれ。北海道大学大学院薬学研究科修士課程修了。76年本学薬学部助手、85年講師、92年助教授を経て、98年より教授、現在に至る。2012年より本学副学長。6年北海道分析化学賞、98年ウルソ賞受賞。専門は薬品分析化学。薬学博士。

旭川 2012年7月28日(土)18:30~20:00

開講会場 : 旭川グランドホテル

「伝わる」コミュニケーション 〜たかが言葉、されど言葉〜

発する言葉で、相手との関係がつくられていきます。関係が異なれば、話されることも異なっていきます。また、相手の望んでいることを、相手から教えて頂くという姿勢を持つと、発する言葉が変わり、相手に「伝わる」ことも変わっていきます。

河合 祐子(本学心理科学部准教授)

かわい ひろこ/北海道大学大学院文学研究科心理学専攻博士後期課程単位取得退学。Baker Places, Inc.レジデンシャル・カウンセラー、北海道公立学校スクールカウンセラー等を経て現職。専門はカウンセリング、解決志向アプローチ。

広島 2012年9月29日(土)17:00~18:30

開講会場 : メルパルク広島
定員 : 40名

先天性代謝異常症と新生児胆汁酸の体内動態

胆汁酸は、肝でコレステロールより生合成され、多くの肝内酵素が関与しています。そのため、胆汁酸の動態は肝機能診断の指標とされています。本講演では、新生児における各種胆汁酸とその体内動態と先天性胆汁酸代謝異常症との関連について紹介します。

黒澤 隆夫(本学副学長/薬学部教授)

くろさわ たかお/1951年生まれ。北海道大学大学院薬学研究科修士課程修了。76年本学薬学部助手、85年講師、92年助教授を経て、98年より教授、現在に至る。2012年より本学副学長。06年北海道分析化学賞、98年ウルソ賞受賞。専門は薬品分析化学。薬学博士。

沖縄 2012年10月6日(土)19:00~20:30

開講会場 : ダイワロイネットホテル那覇国際通り
定員 : 50名

随所作主 ~本当の自分を生きる為に!

  • 自分って!
  • 薬剤師って!
  • 本当の大人って!
江口 正尊(本学歯学部教授)

えぐち まさたか/1948年生まれ。駒澤大学大学院人文科学研究科仏教学専攻博士課程単位取得満期退学。78年本学大学教養学部講師、85年助教授を経て現職。専門研究分野は宗教造型論から考察する日本近世仏教精神史研究~黄檗信仰史論攷。死生学、宗教学、医療倫理学、人間学他。

大阪 2012年10月27日(土)16:30~18:00

開講会場 : リーガロイヤルホテル大阪
定員 : 40名

実務実習3年目をむかえて! -指導薬剤師の今後の課題-

薬学長期実務実習が始まって3年目をむかえました。受け入れ施設で指導する薬剤師、実習生ならびに大学、それぞれの立場での反省点や今後の課題などについて解説します。

遠藤 泰(本学薬学部教授)

えんどう とおる/本学大学院薬学研究科修士課程修了。国立療養所札幌南病院勤務。その後、87年本学薬学部助手、96年講師、02年助教授、05年本学大学病院薬剤部長を経て、06年より現職。専門は薬物療法学、薬理学など。

釧路 2012年11月3日(土)16:00~17:30

開講会場 : 釧路全日空ホテル
定員 : 30名

薬学的臨床研究・学会発表のコツ

専門薬剤師や認定薬剤師が認知されつつある昨今、様々な学会において薬剤師による臨床研究が数多く発表されています。一方で、学会発表から論文化されているものはあまり増加していません。
この講演では、ワンランク上を目指した薬剤師による臨床研究の立案から進め方、学会発表を行うためのコツについて紹介したいと思います。

小林 道也(本学薬学部教授)

こばやし みちや/1964年生まれ。91年北海道大学大学院薬学研究科修士課程修了。同大学医学部附属病院薬剤部にて薬剤師として勤務。97年北海道大学大学院薬学研究科博士課程修了。01年本学薬学部准教授を経て、11年より現職。日本医薬学会指導薬剤師、認定薬剤師。 専門は生物薬剤学、医薬品情報学、薬剤疫学。

新潟 2012年11月3日(土)15:00~16:30

開講会場 : ホテルイタリア軒
定員 : 20名

口腔不定愁訴に対する漢方薬

近年、医療現場では、様々な不定愁訴の対応に悩まされています。例えば口が乾く、舌が痛い、味がおかしい、口の臭いなど、器質的な変化がなく、生化学的検査も異常はなく、いわゆる口腔不定愁訴に対して、西洋医学で対応が困難な場合が少なくありません。今回、口腔不定愁訴に対する有効な漢方薬物療法をお話します。

王 宝禮(大阪歯科大学教授)

おう ほうれい/1960年生まれ。本学歯学部卒業。北海道大学大学院博士課程修了。90年北海道大学歯学部助手、92年フロリダ大学歯学部研究員、95年大阪歯科大学講師、02年松本歯科大学教授・同大学病院口腔内科担当を経て、現職。日本口腔内科学研究会会長など。専門は口腔内科学、歯科医学教育学。

栃木 2012年11月17日(土)18:00~19:30

開講会場 : ホテル東日本宇都宮
定員 : 30名

小児に多い銀杏中毒について

秋にイチョウの木にギンナンが熟して、食べ頃となります。10月から3月にかけて、ギンナンを摂取した小児(1~3歳が多い)の食中毒が散発します。症状は、痙攣、おう吐、意識混濁などが特徴です。中毒は銀杏中のビタミンB6誘導体のMPNが本体で、GABA生成阻害を引き起こし、結果として中枢神経の異常興奮により痙攣を起こします。これらの発見の経緯や治療法等を解説します。

和田 啓爾(本学薬学部教授)

わだ けいじ/1952年生まれ。北海道大学大学院薬学研究科博士課程終了。82年本学薬学部助手、90年講師、93年助教授を経て、2000年より教授、現在に至る。12年より薬学部長、本学附属薬用植物園園長。専門研究分野は食品衛生学(銀杏中毒の研究)、食品予防栄養学(食品の3次機能活性化)。95年日本生薬学会奨励賞受賞。趣味はガーデニング、古代史、エクササイズ。

福岡 2012年11月17日(土)18:00~19:30

開講会場 : ハイアット・リージェンシー・福岡
定員 : 15名

胆汁酸トランスポーターと先天性代謝異常症

肝におけるトランスポーターは、種々の薬物の吸収、排泄に関与しており、各種疾患時における生体成分や、様々な薬物の体内動態に大きな影響を与えます。本講演では、肝における胆汁酸トランスポーター異常により引き起こされる疾患と胎児性胆汁酸に代表される特異な胆汁酸のトランスポーター排泄について紹介します。

黒澤 隆夫(本学副学長/薬学部教授)

くろさわ たかお/1951年生まれ。北海道大学大学院薬学研究科修士課程修了。76年本学薬学部助手、85年講師、92年助教授を経て、98年より教授、現在に至る。2012年より本学副学長。6年北海道分析化学賞、98年ウルソ賞受賞。専門は薬品分析化学。薬学博士。

茨城 2012年12月8日(土)19:00~21:00

開講会場 : 水戸市三の丸ホテル
定員 : 30名

在宅に関する最近の状況

2000年から介護保険法がスタートし、高齢者は病院や診療所での療養から在宅での療養が主となってきています。しかし、保険薬局での居宅療養管理指導はなかなか進んでいないのではないでしょうか?原因として在宅医療のやり方が解らないという事や薬剤師不足、そして医師からの指示がない等の理由があげられます。これから在宅医療を行う為に必要なヒントを提案致します。

桂 正俊((株)MKファーマシー 代表取締役/(株)おたる企画 代表取締役)

かつら まさとし/1966年生まれ。本学薬学部卒業。89年帝国臓器製薬(株)、91年(株)太誠堂薬局勤務を経て、06年(株)MKファーマシー 住之江薬局開設、09年(株)おたる企画 坂の町薬局開設、現在に至る。小樽薬剤師会会長、小樽市介護支援専門員連絡協議会会長。本学薬学部同窓会副会長。

北見 2013年3月16日(土)17:00~19:00

開講会場 : ピッツアークホテル
定員 : 30名

薬学的臨床研究・学会発表のコツ

専門薬剤師や認定薬剤師が認知されつつある昨今、様々な学会において薬剤師による臨床研究が数多く発表されています。一方で、学会発表から論文化されているものはあまり増加していません。
この講演では、ワンランク上を目指した薬剤師による臨床研究の立案から進め方、学会発表を行うためのコツについて紹介したいと思います。

小林 道也(本学薬学部教授)

こばやし みちや/1964年生まれ。91年北海道大学大学院薬学研究科修士課程修了。同大学医学部附属病院薬剤部にて薬剤師として勤務。97年北海道大学大学院薬学研究科博士課程修了。01年本学薬学部准教授を経て、11年より現職。日本医薬学会指導薬剤師、認定薬剤師。 専門は生物薬剤学、医薬品情報学、薬剤疫学。