主Ⅱ-4北海道医療大学セミナーⅡ
北海道医療大学 同窓会コラボ☆講演会


【定員】 200名(申込先着順)
【受講料】 無料

2012年3月10日(土)14:00~17:00

開講会場 : 北海道経済センター

[講演1]
がん治療を支える歯科の役割
~ がん支持療法としての歯科治療・口腔ケア ~

がん治療で様々な症状が口に出ることをご存じでしょうか?抗がん剤治療で発症する口内炎のほか、様々な口のトラブルが原因でがん治療を中断・中止することがあります。その事で、がん治療成績が低下することが近年報告されました。これを受け、がん治療に携わる医師、看護師たちは、口腔のトラブルの症状を軽減したり、予防したりする試みを始めています。
静岡がんセンターの歯科は、10年前より口腔ケアをがん治療に必須の支持療法と位置づけて、臨床活動を行ってきました。手術、そしてがん化学療法、放射線療法、緩和医療に至るまで歯科治療・口腔ケアが果たす役割は大きく、口腔ケアがなければがん治療の質を担保できないというがん治療医もいるほどです。講演ではそんながん治療と口のトラブルについて役に立つ情報を提供する予定です。

[講演1] 大田洋二郎(静岡県立静岡がんセンター 歯科口腔外科部長)

おおた ようじろう/86年北海道大学歯学部卒業後、同大口腔外科医局に所属。87年国立がんセンター中央病院口腔外科。同医長を経て02年より現職。


[講演2]
看護師ががん患者に行う口腔ケアの現状

院内の全看護師に口腔ケアで困っていることのアンケート調査を行い、それをもとに勉強会を開催しました。その後の状況を追跡調査し、がん患者さんの口腔内で起こっている事、それをケアする臨床の看護師が困っていること、そこを解決するためにはどんなことが必要かを報告させて頂きます。

[講演2] 佐々木由紀子(国立病院機構 北海道がんセンター 副看護師長 緩和ケア認定看護師)

ささき ゆきこ