主Ⅰ公演は終了しました北海道医療大学セミナーⅠ
子育て支援

昨年度に引き続き、「子育て支援」をテーマに、本学各学部の教員による講演を行います。なお、託児サービスを行いますので、利用ご希望の方は各回の1週間前までにお申し込みください。

【定員】 100名(申込先着順)
【受講料】 無料

第1回 2011年8月27日(土)14:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

育児のキーポイント ~ 親と子の関係を支援する ~

赤ちゃんは生まれた直後から、積極的に他者と関わりを持とうとしています。赤ちゃんが出しているサインを受け止め、適切に関わるために周囲の大人はどうしたらよいのか、また、親が育児を楽しむために、どのような支援が望まれるのか、既存の調査をもとにお話しします。

三國 久美(本学看護福祉学部教授)

みくに くみ/本学大学院看護福祉学研究科博士課程修了。保健所保健師勤務を経て、93年本学就任、07年より現職。専門は母子看護学。

第2回 2011年9月10日(土)14:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

乳幼児における薬の安全な使用に向けて

現在、薬は様々な剤形で乳幼児に投与されていますが、服用に際しては、保護者のサポートが必要になります。ここでは、乳幼児に汎用される薬の例を紹介しながら、安全にかつ有効に薬を活用するための基本的事項についてお話ししていきます。

齊藤 浩司(本学薬学部教授)

さいとう ひろし/1953年生まれ。北海道大学薬学部卒、80年に同病院薬剤部薬剤師、89年薬学博士号取得。92年アメリカのDuPont Merck Pharm.Co.へ留学。96年、本学薬学部助教授就任、99年より現職。研究テーマは「医薬品の体内移行動態の解明とその制御」。

第3回 2011年9月17日(土)14:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

乳歯は大事?乳歯から永久歯への変換は?

乳歯は胎生時(母親の妊娠期間中)から作られ、3歳頃までに生えそろい、6歳前後で永久歯への交換が始まります。赤ちゃんが生まれると、生後6〜8か月程度で最初の乳歯が萌出しますが、それからは虫歯ができないか、きれいな歯並びになるか、と心配ごとはたくさん出てくるでしょう。乳歯のことから永久歯に生え代わるまでの歯と口の健康を守るためのアドバイスをお話します。

五十嵐 清治(本学名誉教授)

いがらし せいじ/神奈川歯科大学卒業後、北海道大学歯学部助手、講師を経て、1979年本学歯学部助教授に就任、85年に教授。歯学部附属歯科衛生士専門学校校長を兼任。11年より本学名誉教授。専門は小児歯科学、口腔衛生・予防歯科学。

第4回 2011年11月5日(土)14:00~16:00

開講会場 : 札幌サテライトキャンパス

言語発達からみた親子のコミュニケーション

親子のコミュニケーションの成り立ちを“ことば”の獲得プロセスから考えます。“ことば”が言えるようになるまでに親子はどのように伝え合っているのでしょうか。そして、それはどのように変化していくのでしょうか。これらのことを明らかにします。

今井 常晶(本学心理科学部講師)

いまい つねあき/1961年生まれ。東京学芸大学大学院教育学研究科修了。東京都世田谷区立総合福祉センター、埼玉医科大学附属病院小児科を経て現職。専門は発達障害幼児の音楽療法、言語獲得支援。臨床心理士、言語聴覚士、音楽療法士の資格を持つ。