後-2歯科臨床セミナー公演は終了しました<歯学部同窓会主催>

【参加資格】 歯科医師
【定員】 会場によって異なります
【受講料】 無料

<愛知> 2011年6月18日(土)19:00〜20:30

開講会場 : 名鉄グランドホテル

病診連携
〜癌患者の歯科治療・インプラント治療〜

歯科医院と大学との質の高い・緊密な連携は、医療の質・患者の利益・歯科経済等の面で大きな可能性があると考えております。現在、名古屋市立大学で行っている病診連携(癌患者の歯科治療・インプラント治療)を紹介し、病診連携に関して再考したいと思います。

重富 俊雄(名古屋市立大学病院講師)

しげとみ としお/1960年生まれ。名古屋大学大学院医学研究科修了。国立中部病院(現 国立長寿医療研究センター)歯科厚生技官、名古屋大学医学部付属病院分院非常勤医員、助手、名古屋大学医学部付属病院助手、講師、国立名古屋病院(現 名古屋医療センター)歯科口腔外科医長等を経て、2007年より名古屋大学大学院講師、現在に至る。専門は口腔外科学。

<愛媛> 2011年6月25日(土)17:15〜

開講会場 : 東京第一ホテル松山

一般臨床医も安心してできる口腔外科手術の再確認

日々の歯科診療において観血的治療は、高頻度に行われております。特に歯抜歯術全般は、動画にて説明し、基本手術手技を再確認できる機会になればと考えております。また、不測に生じてしまった偶発症例より学ぶ回避法・処置法も解説させていただきます。

永易 裕樹(本学歯学部教授)

ながやす ひろき/94年本学大学院歯学研究科博士課程修了。本学歯学部助手、千葉県がんセンター頭頸科研究員を経て、01年本学歯学部に講師就任。03年助教授、07年准教授。10年より現職。専門は悪性腫瘍の浸潤・転移能獲得。

<東京> 2011年7月2日(土)16:30〜18:00

開講会場 : 品川プリンスホテル

放射線障害を理解するために

福島第一原子力発電所の事故発生に伴い、放射線への感心が高まっています。今回の講演では、放射線の基礎知識を確認するとともに、放射線障害について、今まで判明している科学的情報を提供し、実生活や歯科臨床における現実的な対応を考えます。

細川 洋一郎(弘前大学大学院保健学研究科教授)

ほそかわ よういちろう/1958年生まれ。北海道大学大学院歯学研究科修了。90年北海道大学歯学部助手、97年本学助教授、99年北海道大学病院臨床助教授、08年弘前大学准教授、10年岩手医科大学非常勤講師を経て、現職。専門は放射線腫瘍学、歯科放射線学。

<神奈川> 2011年11月12日(土)17:30〜19:30

開講会場 : 神奈川県歯科医師会館 501号室
定員 : 50名

ジスロマック、アンホテリシンB、
グレースビットは歯周病治療に本当に有効なのか?

歯科医療はその歴史的な背景から、抜歯、窩洞形成、歯列矯正、SRPなどいわゆる口腔の外科的な治療が主体でした。最近になり、口腔内科という言葉が普及してきました。口腔内科の定義は議論を呼んでいますが、私は口腔をひとつの臓器と捉え、全ての口腔疾患に検査、診断、投薬という診療体系だと提唱しています。将来的には、西洋薬や漢方薬を用いた融合的な口腔医療が必要になってくるはずです。
さて、近年歯周病治療時に、私がこれまで研究してきましたマクロライド系抗菌薬アジスロマイシン(ジスロマック)の内服が普及しています。その治療法は確立していないという背景からも、本年日本歯周病学会が「歯周病患者における抗菌療法の指針」を発表し、抗菌療法の基本原則と症例選択についてEBMをもとに説明しています。 では、内服による抗菌薬は歯周病に有効なのでしょうか?あるいはこれらのEBMとは何なのでしょうか?今回は、臨床薬理学の面からジスロマック、抗真菌薬アンホテリシンB、さらにニューキノロン系抗菌薬グレースビットの歯周病への薬理作用や副作用、どんな患者さんにいつ投薬するのか、そして本当に投与していいのかをお話しさせていただきます。

王 宝禮(大阪歯科大学 歯科医学教育開発室教授)

おう ほうれい/1960年大阪府生まれ、本学歯学部卒業。北海道大学大学院博士課程修了。90年北海道大学歯学部助手、92〜94年米国フロリダ大学歯学部口腔生物学講座研究員、95〜2002年大阪歯科大学講師・助教授、02〜10年松本歯科大学教授・同大学病院 口腔内科担当を経て、10年より現職。日本口腔内科学研究会会長、日本歯周病学会「抗菌薬指針作成委員会」副委員長、日本歯科東洋医学会理事・指導医など。専門は口腔内科学、予防歯科学。歯学博士。

<福岡> 2011年12月3日(土)17:30~18:30

開講会場 : ホテルニューオータニ博多
定員 : 40名

小児歯科臨床のワンポイントアドバイス
― 研究成果と最近の気になる事例 ―

小児歯科医療の目的は、健全な乳歯・永久歯による総合咀嚼器官の育成です。 すなわち、歯科に従事している我々歯科医師は、歯科医療を通して子どもの健全な育成をサポートする役目を担っています。高齢者社会の日本において、子どもは社会の宝であり、子育ては社会の責任・義務とも言われています。そこで今回は、小児を健全に育成するための小児歯科的アプローチと対応を、教室の研究成果と共にお話したいと思います。また、最近の気になる子育て事情、さらに小児歯科と小児関連学会での検討事項である、 ①母乳とむし歯、②イオン飲料とむし歯、③おしゃぶりについての考え方・指針についても解説します。

五十嵐 清冶(本学名誉教授)

いがらし せいじ/神奈川歯科大学卒業後、北海道大学歯学部助手、講師を経て、1979年本学歯学部助教授に就任、85年に教授。歯学部附属歯科衛生士専門学校校長を兼任。11年より本学名誉教授。専門は小児歯科学、口腔衛生・予防歯科学。

<新潟> 2011年12月10日(土)15:30~17:30

開講会場 : ホテルイタリア軒
定員 : 20名

当院におけるImplant Surgeryの位置付け ~ Endo vs Implant ~

歯科医療は近年、補綴物依存型の治療から、生体の治癒能力を最大限に利用した再生医療が注目されています。それに伴い治療技術や治療理論はより高度になり、より繊細にもなってきています。このような再生医療を応用した歯科先端医療を成功に導く為には、生体の治癒機転をある程度コントロール下に置く必要があると考えています。治療成功のための初期段階である、生体が治癒の方向へ進むべき時点を拒むファクターを コントロールできないということは、すでにその治療は予知性が低いといわざるを得ません。そこで当医院のインプラント治療においては、ドクター・コデンタルスタッフ全員が、 術前・術中はもちろん、術後管理までを治療の一環としたシステム構築が重要と感じています。そのことが患者さんのQOL向上につながると考えます。また、歯科医師として歯・歯周組織の保存を基本にし、機能回復のための一つのオプションとして、インプラント治療ありきのスタンスで考えています。プレゼンに際しまして、皆さんのご意見を宜しくお願いします。

鷲谷 一晴(医療法人晴巧会 わしや歯科医院 院長)

わしや いっせい/1986年本学歯学部卒業。92年わしや歯科医院開業。97年医療法人晴功会 わしや歯科医院開設、99年日本歯内療法学会専門医、2001年ICOIインプラント学士会専門医、02年公益社団法人日本口腔インプラント学会評議員 国際ライトスピード公認インストラクター、03年ZIMMER dental社公認インプラントインストラクター、04年公益社団法人日本口腔インプラント学会専門医を習得。08年医療法人晴功会 ほどの歯科クリニック開設、現在に至る。

<広島> 2011年12月17日(土)19:30~21:00

開講会場 : ホテルグランヴィア広島
定員 : 30名

小児歯科臨床のワンポイントアドバイス
― 研究成果と最近の気になる事例 ―

小児歯科医療の目的は、健全な乳歯・永久歯による総合咀嚼器官の育成です。 すなわち、歯科に従事している我々歯科医師は、歯科医療を通して子どもの健全な育成をサポートする役目を担っています。高齢者社会の日本において、子どもは社会の宝であり、子育ては社会の責任・義務とも言われています。そこで今回は、小児を健全に育成するための小児歯科的アプローチと対応を、教室の研究成果と共にお話したいと思います。また、最近の気になる子育て事情、さらに小児歯科と小児関連学会での検討事項である、 ①母乳とむし歯、②イオン飲料とむし歯、③おしゃぶりについての考え方・指針についても解説します。

五十嵐 清冶(本学名誉教授)

いがらし せいじ/神奈川歯科大学卒業後、北海道大学歯学部助手、講師を経て、1979年本学歯学部助教授に就任、85年に教授。歯学部附属歯科衛生士専門学校校長を兼任。11年より本学名誉教授。専門は小児歯科学、口腔衛生・予防歯科学。

<大阪> 2012年3月11日(日)15:00~17:00

開講会場 : リーガロイヤルホテル大阪
定員 : 30名

歯科臨床におけるCTの有用性と、放射線被ばくについて

歯科用CTの普及に伴い、開業医にもCTが身近なものになりました。
今回はCTの原理を概説した後、回転パノラマと解剖像を比較するとともに、歯科臨床症例のCT画像を供覧します。また後半では、歯科における放射線被ばくの程度について、原発事故の放射線レベルと合わせて、人体への影響を考えます。

細川 洋一郎(弘前大学大学院保健学研究科教授)

ほそかわ よういちろう/1958年生まれ。北海道大学大学院歯学研究科修了。90年北海道大学歯学部助手、97年本学助教授、99年北海道大学病院臨床助教授、08年弘前大学准教授、10年岩手医科大学非常勤講師を経て、現職。専門は放射線腫瘍学、歯科放射線学。